工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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シーサーコレクション

2011-10-30 08:16:15 | 日記

沖縄の守り神シーサー

そのシーサーに魅せられて、沖縄に行くたびに一つ二つと買い集めたKさんのコレクション。

先日、その中のいくつかを工房に持って来てくれました。

 

赤鬼のようなシーサーは、土人形で、焼いてはいないようです。

トーテムポールに出てくるみたいなユーモラスで愛嬌のあるシーサー

 

こちらはどこかで見たことあると思ったら、ハリーポッターに登場するドビーに似ています。

 

お香たてと箸置きの小さな作品。

 

陽気にサンシンを弾くシーサーをまねて、太鼓を持たせた物はKさんが作りました。

 

 Kさんのコレクションは、正統派のものより、デフォルメした自由な作品が多く、

バリエーションも豊富で楽しいものです。

いくつか作ってみましたが、上のタイプは比較的簡単にできます。

表情もつけやすく、自由にアレンジできそうです。

オリジナルな自分だけのシ-サーを探してみるのも楽しそうですね。

 


若々しい

2011-10-29 09:05:17 | 日記

                10月29日

昨日は男性の作品をご紹介しましたが、私達の工房では、現在3名の男性が参加されています。

そのほか作品の焼成を依頼されたりする交流のある方が数名。

主なメンバーは女性で、気兼ねかな・・・?

そんなこちらの心配をよそに、みなさん一緒に談笑しながら楽しそうに作陶されています。

この作品を作られたMさんは、メンバーの中では最高齢。

でも、作品は若々しい。

   

始めてランプシェードに挑戦しました。

穴をあけ終わって、光の具合をチェック。

今回のライトは青から赤、緑と色が変化します。

最近はLEDを使って、コードが要らないライトもたくさん販売されているようです。

熱を持つこともないので、色々な場所で楽しめそうですね。


敢闘賞

2011-10-28 00:27:08 | 日記

            10月28日

昨日はずいぶん冷え込んで、首のあたりがスースーしていました。

工房では窯のスイッチが入り、ほんわか温かくいい感じ。

みなさんはクリスマスに向けた灯やお正月用の龍の制作に集中していました。

 

その中でもこの日の敢闘賞はこちら。

 

いつも茶碗しか作られないUさん(男性)が、龍の置物に挑戦しました。

長めの胴の上に七福神まで乗せて、奮闘していました。

人形は作者に似る・・・とはよく言いますが、

この作品を見たみんなの感想は異口同音に・・・

本当に作者に似てる!!!!!

優しげな表情の味わいある作品になりました。


炭化焼成

2011-10-18 15:38:32 | 日記

              10月18日

窯出しをしました。

今回は、さや一つ分だけ炭化焼成にしました。

頂いたホタテの貝殻と、藁、もみ殻、炭を入れて焼いたところ。

藁は白く燃え残っています。

出たばかりの作品はこちら。

小さな作品が多いのですが、色の変化もいい具合で、成功の部類だと思われます。

ホタテの影響が一番はっきりと出ていたのがこちら。

写真で見るより、白っぽい光沢が出ている部分があります。

炭化の窯出しは、いつもにも増して楽しみです。

黒くなりすぎなかった分、上の段は影響を受けず酸化焼成の感じでした。

本当は少し還元がかかるかと期待したのですが、両方良い感じにしたい・・というのは

ちょっと望み過ぎのようでした。


陶芸展

2011-10-16 21:02:23 | 日記

           10月16日 

午後から、二つの陶芸展を見に行きました。

ひとつは鈴木三成先生の作品展。

大きな壺、花器、香炉など、青瓷の色合いも艶もさまざま。

そのほか、米色青瓷・萌黄青瓷など、何層もの貫入が美しい作品もいろいろありました。

先生と少しお話をさせていただき、いくつか分からないところを教えていただきました。

いつ見ても気品ある存在感に魅了されます。

小田原 飛鳥画廊で開催されている作品展は、明日が最終日です。

 

そしてもう一つは、足柄アートプロジェクトでお知り合いになった中井の陶芸家 高田律子さんの作品展。

二宮町にオープンした生活雑貨のお店 遊舎 で開催されています。

ご本人の雰囲気通りのやわらかく優しげな作品は、とても素敵でした。

彫刻家のご主人の作品や、義姉の日本画、オーナーの手仕事による布小物などもあり、

手作り大好きな方にとっては、楽しいお店が誕生しました。

こちらの作品展は火曜日まで。

 

 


相馬焼講習会 2回目

2011-10-14 17:39:35 | 日記

               10月14日

楽しみにしていた日が来ました。

以前、講習をお願いした福島県の大堀相馬焼 長橋さんが再度来てくださったのです。

前回の時に轆轤を挽いた作品に、今回は絵付けをしてくれました。

絵柄はもちろん 馬

色々な作品に、次々と書いていただき、ついには素焼きの終わった自分の作品を取り出し

これにもお願いします。・・・・と、ラッキーな参加者も現れ、

長橋さんの笑顔に甘えて、たくさんの絵付けをしていただきました。感謝・感謝

 

みんなでカレーランチを食べた後、午後からは飛びカンナの実演。

右から左から、みんな熱心にのぞきこんでいます。

 

今回も、ろくに休憩も取らずに充実した講習会でした。

本当に楽しく、勉強になる良い時間をプレゼントしていただきました。

心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 


手作り

2011-10-12 08:35:31 | 日記

やきものではないけれど、昨日、こんなものを作りました。

 

原毛を縦横に重ねて薄い石鹸水に湿らせ、こすりながらフェルト化させていきます。

始めて作ったのでクオリティーはいまいちですが、手作り感たっぷりのミニバッグが完成しました。

 

頭の中にあるイメージを形にしていくのは、とても楽しい作業です。

たとえ思い通りにいかなくてもね。


作品展紹介

2011-10-09 08:12:11 | 日記

           10月9日

芸術の秋。

作品展のお知らせが、いくつか届いています。

まず、足柄アートプロジェクトを通じてお知り合いになった

中井町在住の陶芸家 高田律子さんの作品展です。

 

会場は二宮にある生活雑貨のセレクトショップ遊舎  0463(70)5910

会期は10月10日~18日  10:00~16:00

ご本人の在廊日は10・14・15・16の午後ということです。

私も始めて拝見するので、とても楽しみです。

 

そして、もうひとつは小田原市在住の高名な陶芸家 鈴木三成先生 の個展です。

     

こちらは小田原の飛鳥画廊で開催されます。 0465(24)2411

会期は、10月12日~17日 10:00~18:00

鈴木三成先生と言えば青瓷。

今回もすばらしい作品を拝見できるものと、とても楽しみです。

芸術の秋。堪能しましょう。

 

 


制作中

2011-10-07 07:45:02 | 日記

             10月7日 

久しぶりに気持ちの良い晴天です。

工房では、昨日久しぶりに顔を見せてくれた Uさんも一緒に

みんな黙々と制作に集中。

賑やかに笑いながら・・・という日もあるのですが、

昨日はみんな集中していました。

そんな真剣な姿を見て、思わずパチリ。

 

簡単にはいかないからこそ・・・

思うようにはならないからこそ・・・

壊れてしまう儚さがあるからこそ・・・

焼成と言う不確定な工程があるからこそ・・・

 

やっぱり陶芸はおもしろくて楽しい。

みんなを見ていて、あらためてそう思いました。