教室はお休み。
一人で作品を作っていました。
散歩で通りがかった方が、外から作品をご覧になっていたので、
良かったら中でご覧下さい・・・と、声をおかけし少しお話しました。
2年前に引っ越して以来、散歩がてら町内を探検しているのだそうです。
工房の前を通りがかっては、気になっていたとか。
お会いできて良かった。
縄文土器みたいな雰囲気がありますね。とても面白い。
そう言って頂き、作品展のご案内を送る約束をしました。
そして今日も、私は変なものを作っていました。
本当は、猿を作りたかった・・・
マンガチックではない、でも、リアルだけではない・・・・・
イメージが固まらないまま作り始めてみたものの、
やっぱりいまひとつ。
そこで思い切って組みかえる事にしました。
猿になるはずだったものは、メガネモチノウオからイメージした変な魚になりました。
作り替えながら、やっぱりイメージを固めなくちゃダメだな・・と反省。
そして、変なものだけど愛嬌のある作品を作っていきたいなぁ・・とあらためて思いました。
特に公募展に出すときには、それくらいしなければ駄目らしいのですが、そこは気楽な道楽。
気の向くまま、風の向くまま、粘土の傾くままです。
私は思ったとおりにできた試しがありません。反省しても同じものを作るのは面倒くさいです。
でも、やっぱり構想は大切なのだろうなと感じてはいます。
「思い切った組み替え」きっと、ひらめきが良い形に導いてくれてるような気がします。楽しみですね。
最近の手法は、轆轤でひいたものをカットして組み立てていくので、そのパーツをどこに使おうかと色々考えながら作っていきます。
そこに思いがけない、頭の中には無かったフォルムが出現して来たりするので、楽しいのですが、難しくもあります。
今回の反省は、大まかなイメージすら固め切れていないうちに取り掛かってしまったことですね。
上手く行っても、そうでなくても、難しいから面白い。そんな焼きものの魅力に魅せられているようです。(^_^)