つれづれ草

日常の思った事を書いていきます。

血液の流れ

2006-11-12 23:14:04 | 健康
”気持ちが変われば血も変わる!?”

精神にストレスがあると、
副腎髄質からアドレナリン(ホルモン)が分泌され、
血管が収縮して血行が悪くなり、
身体が冷え、血圧が上昇する。

さらには血液中のコレステロール、
脂肪酸、糖などが増加し、血液が汚れてくる。
また、血液中に血液を凝固させる物質も増加し、
ドロドロ、ベタベタの汚れた血液になる。

また、ストレスに何とか対抗しようとして
副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンは、
免疫の主役であるリンパ球を溶解し、
免疫力を低下させる。

このようにストレスによって血液が汚れることで、
胃潰瘍、高血圧などさまざまな病気が発生する。
病気は「病半分」「気半分」といわれるが、
どんな病気も精神的な要因がかなり深く
かかわっていると考えてよい。

ストレスに対処するには、「小さいストレスには慣れよ」
「大きいストレスからは逃げろ」といわれるように、
考えてもどうしようもないことは深く考えないことだ。

感謝する気持ち、前向きに物事を考える心などは、
脳からのβーエンドルフィンの分泌を促し、
血行をよくして身体を温め、ストレスをとってくれる。

ストレスがかかると、血管が収縮し、
血行が悪くなって体温が下がり、種々の病気を誘発する。
諸々の身体疾患は「冷え」と関係しているのである。

今日は石原結實医学博士の著書より抜粋しました。
人生を朗らかに楽しんで、感謝の気持ちを持って
前向きに生きていけば血液もきれいになることでしょう。