つれづれ草

日常の思った事を書いていきます。

砂浜

2006-02-14 15:37:57 | Weblog
午前中はとても暖かく汗ばむほどだ。
いつもウオーキングする松林は、工事中のため歩けないので、
海岸沿いの海浜公園一帯をあるいた。

夏は海水浴場になる人口ビーチには、大きい大木が砂浜に打ち上げられていた。
大きさは直径30cmくらいで、長さも6~7mくらいの太い木だ。
昨年の台風のときの大雨で、どこかの山から流されてきたのだろう。
根の付いた木は、長い間波に削られて、丸みを帯びていた。
木の皮もはがれて、まるでサンドペーパーでもかけられたように、
つるりとしていた。

狭いビーチの中に、そんな木が何本かあった。
夏までにこれを片付けるのは大変なことだろう。
水の力の怖さは、大水が出て、河川が氾濫したときに、
テレビで家や、車が流されることはよく見て知っていた。
河川からの流失物が、この広い海の中に、
濁流と共に飲み込まれていったのだろう。

濁流がこの広い海の中で、きれいに浄化され、
何事もなかったように、波はいつもと同じである。
自然の不思議の世界。
地球は生きている。
海も波も生き物だ。