てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

『月は無慈悲な夜の女王』 ロバート・A・ハインライン 

2005年06月01日 | 読書
月は無慈悲な夜の女王 ロバート・A・ハインライン 矢野徹・訳 
原題 The Moon is a Harsh Mistress 1966年初出


月植民地の住民は、行政府に対して、反旗を翻した。
計算機技術者マイクは、自意識を持つ月のメインコンピュータ<マイク>と共に、月独立運動に乗り出す。
はたして、圧倒的に不利な状況にある月世界(ミサイルなし、宇宙船なし)が、地球政府に対して勝利を収めることはできるのだろうか。


有名なハインラインの作品です。
不利な味方が、圧倒的な敵に対して、アイディア勝負の戦いをする話というのは、古今東西を問わず、面白いものです。
たとえば、三国志とか、太平記とか。。。
そのうえ、自意識を持つコンピュータ<マイク>が、とてもかわいいです。
ボリュームはありますし、古いので文字が小さいですが、読みやすい本です。
ハインラインは、『自由万歳』がいきすぎて鼻に付くこともありますが、この作品では、それもありません。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。