土浦の自然

茨城県の土浦市から,身近な自然を紹介します。

雁行

2010年12月07日 | 生き物
雁行





雁行と言っていいのかどうか分かりません。カモの場合も雁行と言うのでしょうか。
いずれにしてもこれらの写真の鳥は何ガモかは不明ですが,カモだと思います。

一般市民むけバイオテクノロジー実験講座2

2010年12月05日 | 生き物
アガロースゲル電気泳動



アガロースとは寒天の主成分で,そのゼリー状の穴にDNAを入れ,電場をかけてDNA断片を分離するのが電気泳動です。


結果を撮影する装置です。
今回の実験のDNA分析では写真左から2番目のものと5番目のものが一致しているので,5番目のDNAを持つものが「犯人」ということになります。

納豆菌のDNA

納豆菌の細胞壁や細胞膜をリゾチームや界面活性剤で壊してDNAを取り出し,エタノールで析出します。
(真ん中のモヤモヤしたものです。)

光る大腸菌

アラビノース(糖)とアンピシリン(抗生物質)の入ったLB寒天プレートのコロニーが,紫外線で発光しました。
白い点々がコロニーで,紫外線で緑色に発光します。

今日はその他に鈴木義人教授の「身近な植物ホルモン」という講義もあり,盛りだくさんな内容でした。
施設長の安西弘行先生はじめ,スタッフの皆さんありがとうございました。

一般市民向けバイオテクノロジー実験講座

2010年12月04日 | 生き物
阿見町の茨城大学農学部遺伝子実験施設

土浦市の隣,阿見町の茨城大学農学部に遺伝子実験施設があります。
その場所で「一般市民向けバイオテクノロジー実験講座」が,実験施設と農学部,NPO法人くらしとバイオプラザ21の主催で行われたので,参加してきました。
講座は今日明日の2日間です。

光る大腸菌をつくる





今日の実験のメインは,オワンクラゲのGFP(緑色蛍光タンパク質)遺伝子を組み込んだpGLOプラスミド)を大腸菌に導入し(遺伝子組み換え),その蛍光を観察しようというものです。
言うまでもなくGFPの精製に成功したのは,2008年にノーベル化学賞を受賞した下村脩先生です。

一番下の写真は,いろいろな過程は省略して,左からアンピシリン(抗生物質)あり,アンピシリンとアラビノース(糖)あり,アンピシリンありでpGLOなし,大腸菌のみのLB寒天プレートです。

結果については明日観察することになります。

実験施設から見えた富士山

今日は空気が澄んでいたようで,遺伝子実験施設から富士山がくっきりと見えました。

常陸川水門

2010年12月03日 | 霞ヶ浦
常陸川水門



今回の銚子までクルージングでは通らなかった常陸川水門の閘門です。
霞ヶ浦を直進してくると利根川との合流点でこの水門に行き当たります。
すいません,写真は相当以前のものです。


顧問の門扉。


海側から見た閘門。

利根川河口



利根川の河口です。
向こう側は太平洋です。

ところで,今日は朝からものすごい雨でした。雨が上がった午後,今度は強風が吹き荒れてさんざんな一日でした。