土浦の自然

茨城県の土浦市から,身近な自然を紹介します。

一般市民向けバイオテクノロジー実験講座

2010年12月04日 | 生き物
阿見町の茨城大学農学部遺伝子実験施設

土浦市の隣,阿見町の茨城大学農学部に遺伝子実験施設があります。
その場所で「一般市民向けバイオテクノロジー実験講座」が,実験施設と農学部,NPO法人くらしとバイオプラザ21の主催で行われたので,参加してきました。
講座は今日明日の2日間です。

光る大腸菌をつくる





今日の実験のメインは,オワンクラゲのGFP(緑色蛍光タンパク質)遺伝子を組み込んだpGLOプラスミド)を大腸菌に導入し(遺伝子組み換え),その蛍光を観察しようというものです。
言うまでもなくGFPの精製に成功したのは,2008年にノーベル化学賞を受賞した下村脩先生です。

一番下の写真は,いろいろな過程は省略して,左からアンピシリン(抗生物質)あり,アンピシリンとアラビノース(糖)あり,アンピシリンありでpGLOなし,大腸菌のみのLB寒天プレートです。

結果については明日観察することになります。

実験施設から見えた富士山

今日は空気が澄んでいたようで,遺伝子実験施設から富士山がくっきりと見えました。


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