土浦の自然

茨城県の土浦市から,身近な自然を紹介します。

地元の文化財

2015年12月16日 | 歴史
石造五重塔

市内神立町の観音寺にあります。
室町時代に造られたものです。

石造姥神坐像

同じく神立町内の墓地にあるとても綺麗な像です。袖には為春窓如幻、宝永二年酉とあり、幼い女の子の冥福を祈っています。
江戸時代の作です。

王塚古墳

市内手野町にある前方後円墳です。全長84mで、市内最大の古墳です。古墳時代前期のものだそうです。
近くに后塚古墳もありますが、山が荒れていて近付くのが無理でした。

石造五重塔群

同じく手野町空禅寺にある、見事に揃った五重塔群です。室町時代のものです。

六地蔵石幢

同じ境内にあります。

石造浮彫十三仏立像

市内田村町の神国寺にあります。
江戸時代後期のものとされています。

正東院一字一石経塚

市内手野町正東院の墓地内にあります。
法華経を一字一石に写経したものが埋められているとのkとです。江戸中期のものです。

石造地蔵菩薩立像

市内菅谷町の地蔵院にある巨大なお地蔵様です。
江戸時代の作です。

土浦市立博物館で「幕末動乱」展

2014年04月18日 | 歴史
幕末動乱





土浦市立博物館で、東京の日野市「新撰組のふるさと歴史観」、板橋区「郷土資料館」、さらに栃木県の壬生町「歴史民俗資料館」
との共同企画展『幕末動乱~開国から攘夷へ~』が5月6日まで開かれています。
尊攘派の思想的礎となった水戸学発祥の水戸ですが、その近隣の地もまたその影響を様々に受けずにはいられませんでした。

連休中、行ってみてはいかがでしょう。


図録は1,000円です。

縄文のむら、古代のむら・・・



考古資料館ではこちらの特別展をやっています。

野仏2

2012年01月12日 | 歴史
石造浮彫十三仏立像



土浦市田村町の神国寺にあります。
十三仏は死者の追善法要の忌日,年忌に当てられています。例えば初七日不動明王,四十九日薬師如来,一周忌勢至菩薩といった感じです。
江戸後期の作と言われています。

石造地蔵菩薩立像



土浦市菅谷町の地蔵院にある約3.3mのお地蔵様です。
江戸時代の作ということです。



野仏

2012年01月11日 | 歴史
一字一石経塚



お経の文字を一つの石に一文字書いて埋め,その上に塚を建てたものです。
造立は正徳5年(1715年)とされています。



五輪塔群




同じく土浦市手野町の空禅寺にあります。17基の石造五輪塔が並んでいます。
室町時代の作とされています。

姥神座像



土浦市神立町の墓地内にあります。
作られたのは宝永二年(1705年)です。
一説には奪衣婆(地獄の三途の川で六文銭を持たずに来た亡者の衣服を剥ぐ)とも。
奪衣婆は咳止めや疫病よけに信仰されたようですが,奪衣婆にしては表情が穏やかすぎるような気がします。

土浦 王塚古墳,后塚古墳

2012年01月10日 | 歴史
王塚古墳

王塚古墳は土浦市手野町にある前方後円墳です。3~4世紀に作られた古墳時代初期の古墳で,霞ヶ浦沿岸の古墳の中でもかなり初期のものとされています。
全長は約65mあります。


後方部は地形に沿って下の方に伸びています。


後円部の頂には祠があり,天満宮とされているようです。


眼下には霞ヶ浦土浦入りが見えますが,木が生い茂っていてよく撮れませんでした。

后塚古墳

隣には同時期に作られたとされる后塚古墳があります。