土浦の自然

茨城県の土浦市から,身近な自然を紹介します。

TK-80+Basic StationでCompo BS

2010年12月28日 | コンピュータ
部屋の整理をしていて見つけた懐かしい機械です。

COMPO BS

1970年代終わり頃,その後のPC8001シリーズへの橋渡しになったCompoBSです。(「マイコン」から「パソコン」へ)

その中味は「TK-80」というマイコンボードと拡張RAM,BASIC ROM,フルキーボードとV-RAMが付いている「BASIC STATION」からなっています。
ケースと安定化電源,カセットテープレコーダーがセットになったものを買って,中にTK-80とBASIC STATIONを組み込むとCOMPO BSになります。TK-80が商品として意外とヒットしたので,BASIC ROMやキーボードのインターフェース,カセットユニットのインターフェースなどが順次発売となり,次々手に入れて組んでいくと,COMPO BSになります。最初からCOMPO BSを買ったという人はあまりいないように思います。

TK-80

ケースがゆがんでしまったのか,ネジを外してもなかなか外れず,ケースを壊してしまうのも忍びないので上の蓋の部分から覗いたTK-80です。(良く覚えていませんが,多分TK-80Eという廉価版だと思います)
上の方に8桁の7セグメントLEDがあり,ここの表示を工夫して遊んだりしたんですね。
コードが出ている穴に16進キーボードがありましたが,取り外してコードで外に出してあります。

16進キーボード

これで根気強くマシン語のプログラムを入力します。BASICを使うときにも,最初はここで起動する必要があったように思います。それで本体から外して,外に引っ張り出したのだと記憶しています。

拡張RAMボード

TK-80本体には8個のS-RAMが装着できますが,合わせて1Kバイトでしかありません。
BASICなどを実行させるにはRAMの拡張が必要になり,相当数のRAMが並んでいます。

カセットユニット

当時ハードディスクなんて見たこともなったし,フロッピーディスクドライブでさえ個人で買うにはあまりにも高価でしたので,プログラムの保存には普通のカセットテープを使っていました。ラジカセでもOKなんですが,COMP BSには本体から制御できるカセットユニットが付いていました。(書き込みも読み込みもエラーが多く大変だった覚えがあります)

BASIC ROM

レベル1が整数型,レベル2が実数型だったような。トグルスイッチで切り替えます。
これもケースの外にコードで出してありましたが,なぜだったかはよく覚えていません。

それで,名古屋の(有)中日電工から出ているTK80コンパチ機(CPUはZ80ですが)「ND80ZⅢ」を購入しました。

その組み立て記も追々書きたいと思います。