土浦の自然

茨城県の土浦市から,身近な自然を紹介します。

佐野子のカッパ

2007年11月30日 | 歴史
カッパの手のミイラ

カッパの手のミイラは,木の箱に入って,布で丁寧に包まれています。
一番左側がカッパの手です。


手のひら側から見たところです。


甲側です。




このあたりは何回か別のHP上でも公開していますが,何となく雰囲気が伝わると思います。
上3枚は初めての公開です。

このカッパの手にまつわる話はいろいろあるようですが,「中家ものがたり」によると次のようなものです。佐野子在住の力士なみの力持ちが馬を桜川で洗っている時,馬をいたずらしに来たカッパがいた。その人は怒って,そのカッパの手を,二度と悪さができないようにと切り落とした。その手は妙澤という佐野子万蔵寺の和尚に託され,ねんごろにとむらわれた。され以来佐野子では,カッパが人に悪さをすることはなくなったそうです。それからずっと万蔵寺におかれたが,箱を開けると大雨に見舞われると言うことで,あまり人目にさらされることはなかったようです。

えっ,それで今日は予報に反して雨だったのか・・・。

カマドウマ

2007年11月25日 | 生き物
カマドウマ



カマドウマ科。別名「便所コオロギ」。
羽がなく,強力な後ろ足で跳ねます。ゴキブリと同じく夜行性で,人間にとって特に害を及ぼすこともないのに「不快害虫」ということで駆除の対象になっています。
変異が多く,同定が難しいとのことです。