土浦の自然

茨城県の土浦市から,身近な自然を紹介します。

アゼムシロ,ハンゲショウ

2006年06月30日 | 植物
アゼムシロ(ミゾカクシ)

キキョウ科の水辺「雑草」です。名前の通り,田んぼ周辺で普通に見られた草なのですが。最近激減しているように感じています。
これから秋まで,このような可憐な花を咲かせます。
ハンゲショウ

これもまた,最近非常に減っているように思います。
漢字では半夏生なのか半夏生なのか半化粧なのか。

ヒメヤブラン,カナビキソウ,アカネ

2006年06月28日 | 植物
ヒメヤブラン

ユリ科の微小植物です。昨年は7月に見られましたが,今年はかなり早いように思います。草むらの中に隠れて咲いています。
カナビキソウ



ビャクダン科の半寄生植物です。これはヒメムカシヨモギに寄生していました。
春の植物ということですが,当地では毎年今頃見られます。
カナビキソウというのは漢字ではどう書くのでしょう。
草の形は「七支刀」のイメージです。
アカネ

茜色のアカネです。これも例年より早く花を見ました。
今日の昼休みの散歩で大変残念だったのは,先日見た「チダケサシ」が無惨に掘られてしまっていたことでした。

ウツボグサ,チダケサシ

2006年06月25日 | 植物
ウツボグサ



家の近所でも花期が微妙に違うように思います。これは,今日,林の縁で見たものですが,毎年庭に咲くものはまだです。カゴソウ(夏枯草)という薬草だそうです。
チダケサシ



チダケというキノコをこの花茎にさして持ち帰ったところからこの名前が付いたそうです。いつもは7月に入ってから咲きますが,1株だけ咲いているものがありました。