土浦の自然

茨城県の土浦市から,身近な自然を紹介します。

アカボシゴマダラ

2017年09月22日 | 生き物
アカボシゴマダラ
タテハチョウ科。
国内では奄美諸島にのみ生息しているそうですが、90年代に中国産のものが人為的に放蝶され(ゲリラ放蝶というそうです)、
関東全域に分布を広げています。
茨城県では2011年に最初に確認されたそうです。











我が家の庭にやってきたこの蝶を、最初、アサギマダラかと思いました。
とてもきれいなチョウです。

庭で見かける頻度からして、相当数がこの地に定着しているような気がします。

在来のゴマダラチョウやオオムラサキと競合するので、要注意外来生物に指定されています。

カンムリカイツブリ

2014年11月20日 | 生き物
カンムリカイツブリ











カイツブリ科。
霞ヶ浦に多数のカンムリカイツブリが来ていました。
冬羽で冠毛が発達していませんが、カモにしてはスマートな鳥が頻繁に潜水しているので、カイツブリかなと思いましたが、大型で色も違うので、近くに
寄ってきたときに望遠で撮影しました。防波堤には多くのワカサギ釣りの人がおり、おこぼれを狙っているようで、群がっていました。
その後、船で沖に出ましたが、沖の方にも相当数のカンムリカイツブリが確認できました。

茨城県のレッドデータでは、希少種になっていると思います。

マダラコウラナメクジ

2014年09月20日 | 生き物
マダラコウラナメクジ



コウラナメクジ科。
2006年に土浦市で確認されたのが最初とされる外来生物です。
原産地はヨーロッパということですが、輸入花卉などに付着して入ってきたようです。

何ともグロテスクな生き物で、大きさがナメクジの常識をはるかに超えているというのが気持ち悪さを倍増させます。

稲刈りの終わった田んぼの畦にいました。

周りを注意して見てみたら、樹上を含めてかなりの数が確認できました。

土浦市にはかなりたくさんいるような・・・。