土浦の自然

茨城県の土浦市から,身近な自然を紹介します。

タツナミソウ,ヤマブキソウ,ウメガサソウ

2007年05月16日 | 植物
タツナミソウ

花の形を波に例えたのでしょう。まさしくそういう感じです。

ヤマブキソウ

色はヤマブキに似ていますが,花弁の数など,ヤマブキとは違います。

ウメガサソウ

まだ少し早いようです。ちゃんと咲いても花が上を向くことはありませんが。ただ土曜日まで見に行けそうもないので,それまでに終わっていなければいいのですが。

ヒルザキツキミソウ,マメグンバイナズナ その他

2007年05月14日 | 植物
ヒルザキツキミソウ

北アメリカ原産の帰化植物。
すっかり道ばたに定着してしまった感じです。

マメグンバイナズナ

これも北アメリカ原産の帰化植物ですが,すっかりおなじみの「雑草」になってしまいました。グンバイの部分は確かにマメなんですが,大株になります。

ヒメスイバ

ヨーロッパ原産。在来のスイバが終わりかけた頃から出てきます。在来のものと比べるとかなり小振りです。

ヒメヒオウギ

アフリカ原産?白いものもあるようです。
園芸種だったものが散らばって,道ばたなどで見かけます。

ツボミオオバコ

北アメリカ原産。
花の部分がいつまでもつぼみのようなので名付けられたそうです。これも在来のオオバコに混じって,かなり蔓延って来ています。

キショウブ

ヨーロッパ原産。
水辺はもちろん,結構乾いたところでも野生化しています。

セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ,ナガメ,ヒメカメノコテントウ

2007年05月12日 | 生き物
セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ

セイタカアワダチソウが成長をはじめるこの時期になると,相当な割合でこのアブラムシが茎に付いているのを見かけます。おそろしく長い名前の虫です。
北アメリカ原産の外来生物ということですが,同じく北アメリカ原産のセイタカアワダチソウが日本に蔓延っているので,しめた!ということで増えているのでしょう。(ちなみに1990年代に日本にやってきたようです。)


そのセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシをナミテントウが食べています。セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシには背中に羽が付いているものもいます。(左下)

ナガメ



おなじみのカメムシです。

ヒメカメノコテントウ

かなり小さなテントウムシです。羽の模様にはいろいろ変異があるようです。これもセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシをねらっています。