2010年最後の日、音更に帰り、今年最後の釣りに向かった。
十勝川本流、毎年の恒例となっているのですが,この日は川に氷が無く,気温もギリギリ +。
期待しながら釣り場に向かった。
最初のポイントでは反応がなく,対岸へ渡り再度キャストを開始、落ち込みでひったくられる様な大きなバイト、
期待して数度キャストするがその後反応なし、ルアーを変えてキャスト,すると何らかの反応があるがヒットに至らず、
すれた魚が軽く反応するだけの様で,渋々ポイント移動。
その後二度目のキャストでスプーン(黒金)を追う魚影が、ヒットに至らず、すぐにスプーンをチェンジ。
蛍光の派手な色の大型ロングを付けて底を探るとすぐにヒット!
9ftにPe1号のタックルだったので魚が小型に感じていたが、最後の猛烈なファイトで水面にひらりと体側が
見えた時に虹と確認、弟にライディングを手伝ってもらい無事キャッチ。
頭の丸いメスのニジマス、51cm、ただ、全くジャンプもせず,ひたすらトルクフルに泳ぐだけで,かけた瞬間、
雨マスか、樺太マスと思ったほど。
口をけっこう痛めてしまい、リリースせずに持ち帰ったのだが,その後がけっこう驚きだった。
下ろして見ると、樺太マスの様に奇麗な赤身で,脂がすごいのっていた、放流直後の養殖魚かとしっぽを見るが
たくましく立派な尾びれだし、十勝川ではエビやザリガニがいっぱい食えるから赤身なのか,それとも降海型なのか?
ジャンプしないトルクフルな引き、鱗の感じからして以前の50オーバーの虹に比べると違いがあり、確信ではないが
降海型の(スチール)では無いかと思うのですが、、、、
真っ赤な身、お腹には、もったいない事をしたのですが大量の筋子が入っていました。
樺太マスと変わらず身も,卵もうまかった。
釣りの一部始終を見ていた老いたオジロワシ、人が近づいても、にらみを利かせるだけで堂々としていました。
時にはオオワシも姿を現します。
本当に十勝川には魅力を感じてしまいます。