雑居空間
趣味のあれこれを、やたらめったらフットスタンプ




 東日本を中心に甚大な被害をもたらした、東北地方太平洋沖地震。私の周辺ではさしたる被害はありませんでしたが、災害で命を落とされた方々、また被災地で苦労されている方々のことを考えるだに、胸がしめつけられる思いです。一日でも早く被災された方々に平穏な日々が戻るよう、願わずにはおられません。

 そんなこんなで、先週くらいまでずっともやもやとしたものを抱えながら過ごしてきまして、まだ精神的にはそれほど平常運転というわけでもないのですが、とはいえそろそろ何かしら遊びたいなぁという欲求も湧いてきているのも確かです。本来ならMignt and Magic VIII でも始めようかという頃合だったんですけど、そこまでがっつりと遊ぶ気分ではないんですよね。単に遊ぶことに対する引け目のようなものもあるのですが、MM VIII って冒頭でいきなり大災害が発生しちゃったりもしてますしね。

 そんなわけで、多少なりとも節電に協力するという意味も込めて、当面は粛々とゲームブックでもプレイしていこうかと思います。とりあえず、最近購入したばかりの、「名将の決断 豊臣秀吉」(オフィス・イディオム、学研)を読んでみました。




この本では、きみが豊臣秀吉になって、戦国の世の統一を目指すことになる。決断次第で、秀吉の人生は大きく変わっていくのだ。はたしてきみは、天下をとれるかな!?


「名将の決断 豊臣秀吉」(学研) p.2「この本の楽しみ方」より


 タイトルを見れば一目瞭然。ゲームブック形式で豊臣秀吉の生涯を追いかけよう、という内容となっています。全体の構成としては、信長に仕官するまで、本能寺の変で信長が死ぬまで、そして天下統一を果たすまでと、3つのステージに分けられています。

 パラグラフの構造はとてもシンプル。何か問題が発生したときに、それに対して2択なり3択なりの選択肢が提示され、正解(というか、史実通りの行動)なら物事がうまく進み、そうでないなら失敗したり、場合によっては挫折したり死んだりしたりもします。基本的にこの[問題発生]→[選択]→[結果]の3つがワンセットとなっていて、この積み重ねによって話は進んでいきます。
 ギミックらしいものとしては、秀吉ポイントというものがあります。要するに、何か選択したときに、それが正しければ2ポイント、間違っていれば1ポイント、どうしようもないときは0ポイントが得られ、最終的に得られたポイント数によって秀吉度がわかるというものです。
 面白いのは、ステージが進むにしたがって、どんどん死に易くなっていくことですね。ステージ1では誤った選択をしても、それはそれとして話が進んでいくことが多いのですが、ステージ3ともなると失敗即死亡となるケースが多くなってきます。やっぱり偉くなってくると、それだけリスクが高くなってくるものなんですかね。

 一通り読んでみましたが、内容は小学生向けで、それほど難しいものではありません。信長のぞうりを温める話とか、墨俣一夜城とか、中国大返しとか、有名なエピソードも多く含まれています。まあ、中には私の知らない話もあったりして、選択を間違えちゃった所もちらほらあったんですけどね。
 帯には「歴史シミュレーション」と「伝記ゲームブック」という記載がありますが、展開の多様性はあまりありませんので(変な展開もあることはあるのですが、基本的にそういうのはエンドパラグラフになっています)、どちらかといえば「歴史シミュレーション」よりも「伝記ゲームブック」の方が、本書の性質をよりよく言い表しているのではないかと思います。子供が楽しんで歴史を学ぶには、適当な本ではないでしょうか。





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