雑居空間
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 ちょっと時間が開いてしまいましたが、函館山に登ってきた話の続きです。





 汐見山から戻ってきて、函館山も目の前です。



 函館山の手前には駐車場が広がっています。ここまで山道を歩いてきましたが、ここからは観光地感が増してきます。





 暑くて結構ヘロヘロになってきていました。ここから山頂まで車道も伸びているのですが、ここの階段を登っていきます。そこまで急階段ではなかったので助かりました。



 階段を登り切り、ようやく函館山に登頂です。
 函館山は標高334m。汐見山からの比高は130mくらい。登り自体はそこまできつくはありませんが、もう暑くて暑くて。この頃にはまた雲も出てきたものの、汗が全然止まりませんでした。

 函館山山頂には函館山ロープウェイの駅があり、歩かなくても楽に登ることができます。



 ロープウェイの駅の隣には電波塔も立っています。この電波塔の当たりが最高点ですかね。



 ロープウェイの駅近くから見下ろす函館市街。ここが日本三大夜景として有名な場所ですね。



 山頂付近は近代的な建物ばかりで山感は全くないのですが、一応山頂標識もあります。



 伊能忠敬の北海道最初の測量地の碑。



 Blakiston さん。何をした人だっけ?



 さっきまで歩いてきた千畳敷方面を望んで。





 山頂で休憩した後、駐車場まで下りてきました。ここからちょっと西にある入江山を目指します。
 大きな柵があり、自動車は通行止めですが、徒歩でなら通ることができます。



 入江山へ行く途中、御殿山第二砲台跡があるので、ちょっと寄ってみます。





 こちらの砲台は南側が開けているので少し明るい雰囲気です。



 実際、ベンチなどもあり、南側に眺望が開けていて、ちょっとのんびりするのに適しているかもしれません。





 砲台跡を過ぎて少し行くと、入江山への入口が現れます。藪の中っぽい所へ入っていきます。



 「この先、土砂崩れのため通行できません」とありましたが、とりあえず行けるところまで行ってみることにします。



 入江山の手前にあるのが、八八式海岸射撃員砲座跡。他の砲座よりも小さいので、小型の砲でも設置されていたんでしょうかね。



 砲座の少し先にあった、入江真矢周辺の案内板。
 入江山には観測所があったようです。



 人通りが少ないためか、結構細くて草深い道となっていました。
 さっきの地図にもあったように、ぐるっと一周する周回コースもあるみたいですけど、今回そっちはパスしました。結局出くわさなかったのですが、土砂崩れというのは周回コースの方にあったのかもしれません。



 そんなこんなで入江山の山頂に到着。
 入江山の標高は291m。函館山下の駐車場からのアップダウンはほとんどありませんでした。
 途中は鬱蒼とした森の中でしたが、入江山山頂は開けていて気分が良いですね。



 ロープが張ってあって奥までは入れませんでしたが、観測所跡があります。



 入江山から眺める函館山。



 植物にはあまり詳しくないのですが、やっぱり関東の山とは植生がそれなりに違うんでしょうかね。





 また駐車場まで戻り、最後に薬師山を目指します。ここからしばらくは車道を下っていきます。



 位置的には函館山の北東方面辺り。車道から山道に入っていきます。
 薬師山のピークを目指すとは言え、ここからはほぼ下りです。



 途中にあった案内板。薬師山にも砲台跡があります。



 左右に道が分かれているのですが、薬師山への最短ルートである左側は通行止め。右のルートから迂回しなくてはなりません。



 ここも人通りが少ないのか、左右から茂みがせり出してきています。



 しばらく進むと石積みが現れます。



 あんまりいい写真撮っていませんでしたが、さらに進むと薬師砲台跡に到着。
 ここはちょっと草深く、廃墟感がありますね。



 砲台の上に登る階段もあったのですが、そちらは通行止めでした。





 薬師山から車道まで戻ってきました。



 車道から見下ろす函館市街。この頃にはまた陽射しが出てきて、どんどん暑くなっていきます。



 観音コースを通り、北へと下りていきます。



 あとはひたすら下るだけ。道も整備されていますし、林の中で日陰にもなっているので、快適に歩くことができました。



 久しぶりに見かけた観音様。何番かはわかりませんが。



 ずーっと下るとお寺に出ます。



 しかも、観音コースは墓地の中を通ることになります。ちゃんと案内板もあるので正しいルートであることは分かりますが、本当にここで正しいのか、ちょっと不安になります。



 お寺に到着。ここでひとまず山行は終了です。



 寺の中には、土方歳三と新選組隊士の供養碑があります。




※クリックで拡大します。

 移動距離は12.0㎞、累積上りは672m、累積下りは713m、時間は休憩込みで3時間55分でした。

 本当はもう少し涼しい予定だったんですけどねー。途中からかなり気温が上がり、下ってきたころには30℃は越えていたと思います。疲労というより、暑さがキツイ山歩きでした。
 でも、山歩き以外にも砲台巡りもあったりして、なかなか楽しめましたね。もっと観光地化していると思っていたのですが、それは函館山山頂周辺くらいで、それ以外の場所はしっかりと山道なところが多かったです。



 最後に、下山地点の近くにある、新選組終焉の地へ行ってきました。



 これは近くの公園にあった、「新選組最後の地」の碑。



 その公園には、弁天台場跡地の看板もありました。



 弁天台場の跡地は、公園近くの工場の中のようです。中には入れませんが、外には弁天台場跡の碑が立っています。



 本当はこの後、函館山のふもとにある観光地をいろいろ回る予定だったのですが、とにかく暑くて歩き回る気力がなくなっていたので、昼過ぎにはもう路面電車に乗ってホテルに引き上げてしまいました。ちょっともったいなかったかなとも思ったのですが、部屋で冷たいものを飲みながらゴロゴロしていたら、夕方頃には雨が降り出してきまして、早めに引き上げたのは正解だったかもしれません。
 しかし、気温とか運動不足とか条件が悪かったこともありますが、やっぱり旅先での山登りはほどほどの所にしておかないと、厳しいのかもしれませんね。山登りだけで一日使うならこれでも良いのですが、もう少し楽な山歩きにして、午後もしっかり観光した方がトータルの満足度は高くなる気がします。




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