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 アニメ―ジュ・ゲーム文庫のゲームブック「ウィザード家の秘宝」(下村家惠子・著)のプレイを開始しました。




 イギリスの名門貴族・ウィザード家から、先祖より伝わる秘宝を捜すよう依頼されたホームズは、一路、謎のとばりに包まれたリバーグ城へ! いよいよ宝探しの冒険の始まりです。しかし、さまざまなワナが仕掛けられているこの地下迷宮は、ひとつまちがえば地獄の底へまっさかさま! さて、ホームズとワトソンは見事、宝物を見つけ出すことができるでしょうか……。
 すべてが読者のあなたに委ねられた、アニメ版アドベンチャーゲーム第1弾、ついに登場です!


 アニメ―ジュ・ゲーム文庫 「ウィザード家の秘宝」 17ページより。



 原作は犬顔でおなじみのアニメ「名探偵ホームズ」の第16話「魔城! ホームズ生か死か?」。アニメは一応リアルタイムで観てはいたのですが、さすがに一話一話のエピソードまで記憶には残っていません。しかし、いわゆる推理物というよりは、冒険アニメという色が強かったように思います。ホームズもヤク中じゃないですしね。

 能力値は、1D6+12で決定する基本点と、1D6+6で決定する行動点の2つです。言葉の意味がわかりにくいのですが、FFシリーズで言うならば、基本点は体力、行動点は技術に相当します。後は装備品と、食料、ピストルの弾があります。食料は食べることで基本点が回復し、ピストルは鍵を破壊したりするのに使います。ピストルは鍵を入手していないときの代用品としても使えるのですが、使用回数に制限のあるアイテムを未入手アイテムの代用に使うのは、いいシステムだと思います。

 戦闘システムは、1D6+行動点を比較して、多いほうが少ない方に、数値差分のダメージを与えるというものです。振るサイコロがひつとであることと、差がそのままダメージになることから、FFシリーズの戦闘と比べて、行動点の差が大きくなってくるでしょうか。戦闘の回数はそれほど多くはないみたいですけどね。

 「悪魔に魅せられし者」をプレイした後だったので、気分を変えて比較的軽いものをプレイしようと思っていたのですが、蓋を開けてみれば、予想に反して双方向移動可能なマッピング必須の結構ハードなダンジョン探索物でした。傾向の違う作品をやりたかったのに、アニメが原作というところに惑わされて、雰囲気の似ている作品に手をつけてしまいました。もう少し軽い作品だと思っていたのですが、本腰を入れないとクリアするのはなかなか大変そうです。

 マッピング自体は楽しいのですが、ワンフロアが大きい上に一方通行も多く、似たような十字路や丁字路も多かったので、ちょっと苦労しました。それでも、どうにかスタートフロアである地下2階のマッピングは終了しました。
 デストラップにかかって1回、戦闘で負けて1回と、計2回死んだのですが、少しずつでも進展していることを感じることができるのが双方向移動型のゲームブックのメリットでしょうか。一度通ったところを何度も移動するのが面倒くさいというデメリットもありますけど。

 なんとか明日中に終わらせて、次こそはライトなゲームブックに手を出そうっと。


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