堂宇の光影

寺院建築の優美さ・秀麗さを追いかけています。
最近,更新に取材が追いつかず・・・
今しばらくお待ちください。

重願寺・多宝塔

2010年03月30日 | 大阪
重願寺は,東大阪市内にある浄土宗の寺院です。電車なら近鉄奈良線「額田駅」から坂道を枚岡公園
目指して登ります。ちょっと厳しい道のりですが,お寺の前まで行くと開けた西側に大阪市街が一望でき,
晴れている日はとても気持ちのよいシチュエーションです。

昨日,連続して★をいただきました。写真は建物の向き,陽の光の差し込みなどを検討すると思いがけない
ショットとなる例だと思いました。ありがとうございました。
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大念仏寺・本堂3

2010年03月29日 | 大阪
大念佛寺は融通念佛宗の総本山で,日本を代表する13宗派の一つです。その末寺は357寺あるとされ,
大阪と奈良に集中しています。写真は冬の早朝のものですが,東面している本堂に朝陽が差し込んで
巨大な堂を息を呑むほど,見事に浮かび上がらせました。

昨日,★一ついただきました。観光のための寺院とはいえない大念仏寺ですが,その壮大な堂姿をお伝え
できたらと思います。ありがとうございました。

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大念仏寺・本堂2

2010年03月28日 | 大阪
大念仏寺の本堂は,1938年(昭和13年)の再建と,比較的新しいものですが,東西に約50m,南北に約40mあって,
大阪府下最大の木造建築です。平成15年に国の登録有形文化財の指定を受けています。総欅造りの美しい本体に
緑青の噴いた銅板の屋根のコントラストが好きで,朝夕,光の違う中を撮りに出掛けました。
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大念仏寺・本堂

2010年03月27日 | 大阪
大念仏寺は,大阪市平野区にあり,鉄道ではJR大和路線か,地下鉄谷町線の平野駅から徒歩数分,
車なら国道26号線と内環状線(国道479号)の交差点付近の街中に位置しています。近くまで行くと,
緑青の巨大な本堂の屋根が目に飛び込んですぐに分かるのですが,意外と入口を探し当てるのに苦労
します。写真は晩秋時期のもので,本堂手前の大銀杏が見事に色付いていました。
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野中寺・本堂3

2010年01月22日 | 大阪
野中寺は建造物こそ疎らですが,白鳳時代の作といわれる金銅弥勒菩薩半跏思惟像(重文)のほか,
ヒチンジョ池西古墳出土の石棺,江戸時代,律宗の学問所であった勧学院,文楽や歌舞伎の演目で
知られる「お染・久松」の墓所があり,歴史好きには話題の尽きないところです。
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野中寺・本堂2

2010年01月21日 | 大阪
本堂の前に広がる境内を歩くと東に金堂,西に塔の礎石が整然と並んでいるのを見ることができます。
この配置から法隆寺式伽藍と言われるところです。
大きな石を穿って作られた塔心礎は手水鉢のようで,そこに映る空と雲は古に思いを馳せる絶好の情景でした。
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野中寺・本堂

2010年01月20日 | 大阪
山門(昨日の「三門」は誤りでした。申し訳ありません)を抜けると広い境内があり,その奥に江戸時代初期の
寛永~寛文年間(1624年-1673年)に再建された小さな本堂がぽつんとあります。創建時の堂塔は南北朝時
代までに兵火を受けて全て焼失したとのことですが,中門跡,金堂,塔,講堂,回廊などの礎石があり法隆寺
式の伽藍配置を示しています。
訪れる人影がない中,礎石から当時の姿に思いを巡らすのもよいと思います。

昨日,久しぶりに☆一ついただきました。私としても気に入った画像だったので嬉しかったです。ありがとうございました。
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野中寺・三門

2010年01月19日 | 大阪
野中寺(やちゅうじ)は「中之太子」とも呼ばれ,伝承では聖徳太子の命を受けた蘇我馬子が建立したとされます。
近鉄南大阪線藤井寺駅から南へ徒歩15分ほど,県道31号線沿いにあります。私は阪和線三国ヶ丘駅側からこの
道を始終使って奈良側へ抜けていたのですが,本寺を意識して調べたのはかなり後のことでした。
境内は「野中寺旧伽藍跡」として国の史跡に指定されています。
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叡福寺・金堂2

2010年01月18日 | 大阪
聖徳太子本人とその母・穴穂部間人皇后(あなほべのはしひとこうごう,太子の妃・膳部菩岐々美郎女(かしわでのほききみのいらつめ)
が眠っているとされている叡福寺北古墳はこの金堂の北側奥にあります。小ぶりな廟で,初めて訪れたときはこれが聖徳太子の御廟かと
いぶかしく思ってしまいました。叡福寺の南東には推古天皇を始めとする当時天皇の陵があり,さすが近つ飛鳥の地です。
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叡福寺・金堂

2010年01月17日 | 大阪
叡福寺に向かう道筋の一つに国道166号があります。この道は「竹内街道」と呼ばれ日本書記に記された日本で最も古い街道(官道)です。
飛鳥時代には交通の要所として多くの人が行きかったのでしょう。私はこの道を走るのが好きで,古市から橿原に抜け,明日香に向かうか,
山の辺の道を奈良に向かうか,その日の気分で決めています。写真は1732年(享保17年)再建の金堂です。
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