古い週刊誌「サンデー毎日」(1950年9月17日)を、古本屋から購入した。竹中郁による「神戸繁盛記」が面白い。今日の繁華街のトップといってよいセンター街。しかし、かつてはさびしい裏通りだった。戦後になって賑いだした。元町の丹平グリルのマダムは、生え抜きの元町っ子。英独仏語ばかりか、最近はデンマーク語もしゃべる。デンマーク船の寄航が多くなったからだ。戦後5年、食糧事情が少し良くなった神戸の話題。イラストは、神戸の異人館画家小松益喜。
別なページにはジェーン台風(9月3日)の被害状況が出ている。京阪神地区では、1934年に近畿地方を襲った室戸台風に次ぐ被害を受けた。
「サンデー毎日」は、全部で46ページ、定価20円。この当時、まだ10円硬貨はない。国会議事堂のデザインのお札を使用していた。表紙の宮永岳彦の絵が洒落ている。
別なページにはジェーン台風(9月3日)の被害状況が出ている。京阪神地区では、1934年に近畿地方を襲った室戸台風に次ぐ被害を受けた。
「サンデー毎日」は、全部で46ページ、定価20円。この当時、まだ10円硬貨はない。国会議事堂のデザインのお札を使用していた。表紙の宮永岳彦の絵が洒落ている。