館山さざなみ学校の日記

大田区立館山さざなみ学校の日記です。

3校交流会 保田と天津と

2018-12-11 | 全校
12月7日

房総の地域にある東京都の病弱特別支援学校は3校
健康学園と呼ばれた学園は20年前ぐらいまでは3校を含めて10校以上あったのだが
今では、板橋天津わかしお学校と葛飾しおさい学校と本校だけになってしまった。
3つの学校に暮らし、学習する子どもたちはみな同じように
親元を離れ個々の目的をしっかりともって頑張っている。
そんな子どもたちが年1回、持ち回りでそれぞれの学校に集まって交流する。
今年は、鋸南町の保田にある葛飾のしおさい学校に出かけた。

午前中は、近くの体育館でいろいろなゲームをして楽しんだ。
フリスビーでのドッジや
楽しいリレーなどを学校の枠をこえて笑顔いっぱいで・・・

しおさい学校では、学校内の見学
一緒に給食
話も弾んで友達もたくさんできた。
子どもたちの自然に溶け込みあう良さがたくさん見られた。
それぞれの学校で頑張っているソーラン節を披露しあって

励まし合って、声をかけ合う姿がとても良かった。

「先生!天津の子に手紙書いていいですか」
「友達がたくさんできたんだ。○○君と●●君と~~~また、会いたいね」
と話す子どもたち。
きっと、同じように頑張っているからこその心のつながりがあるんだな、と



谷川真理さんと一緒に(オリパラ)

2018-12-11 | 全校
12月6日
オリンピック・パラリンピック教育の一環として
昨年度に引き続きマラソンの谷川真理さんをお招きして
子どもたちと貴重な素晴らしい時間をもつことができた。

「子どもの頃、私はアトピーや喘息で苦しんでいた」
とお話が始まり、毎朝2キロ走らされるのが嫌で
中学校の時には練習がきつくて部活を辞めた、というお話。
決してエリートの歩みでなく、子どもたちが「自分たちも同じ」
と共感できるように話される谷川さんの言葉は
子どもたちにしっかりと伝わっているようだった。
皇居での市民マラソンランナーとしてのデビューも
大きなマラソン大会に出ようと決意した思いも
「私は形から入る方」や「海外に行けるから頑張った」と話されるその姿に
きっと子どもたちは近親感を覚えたのではないだろうか。

お話のあとは実際に校庭に出ての「走り方の指導」
呼吸の仕方や手の振り、足の着き方など細かくていねいにご指導くださった。
授業でやれば、泣き言の一つもでそうな坂道ダッシュでも
子どもたちはしっかりと、谷川さんの背中を追いかけていた。

帰り際には
みんなでサインをねだって、谷川さんは一人ひとりに
笑顔で心優しくみんなの連絡帳に書いてくださった。

4年生のある子は
「これで、来週の持久走大会のエネルギーをもらった!」
とはしゃいでいた。