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ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

[マーケティング] 広告商品

2005-07-03 | マーケティング
昨日、相方宅のベッドが壊れてしまったので、一緒に近くの家具屋まで買い物に出かけました。近くにはいくつか家具屋があったのです、ちょうど折込広告が入っていたことから、まずは某店に出かけることにしました。

広告には、セール商品として手ごろなベッドが紹介されていました。写真で見る限りはまぁまぁ希望を満たしているように感じていました。そこで、店頭についたところで、早速置いてあった現物のチェックをかけました。

すると、一人のベテランっぽい店員が近づいてきて、いきなり商品についての解説を始めました。はじめはゆっくり見ていたかったのですが、仕方なしに聞いていると、なんと「この商品は広告に載っているのですが、○○製で、モノはそんなに良くないんですよ」「○○の部分が弱いんですよ」・・・と、広告で紹介していたベッドのをけなしはじめるではありませんか!店員は次の商品を薦めようとしていましたが、私たちはもうこれ以上聞く気を失ってしまっていましたので、話を打ち切ってその店を出て行きました。

広告で紹介している以上、広告を見て来店している人であれば、その商品は「その店のオススメの商品=お値打ちな商品」と思っているわけです。それを、店員が「オススメできない」と言ってしまっては、その店の姿勢そのものが疑われることは当然です。

店頭に並べているだけであっても、そのお店ではその商品を扱うという選択をしているわけですから、商品の持つ良さ(品質でも価格でも)をきちんと説明ができなければなりません。まして、広告で紹介している商品であれば、なおさら自信を持った説明が求められます。広告商品を「より多く来店してもらうための撒き餌」と考えていると、どんどんお客様のココロを遠ざけてしまうのです。

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