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ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

さおだけ屋:古い手口が復活してきているようで・・・

2007-07-06 | マーケティング
最近はすっかりメシネタとゴルフネタばかりになっていましたが、たまにはマジメな話題を。

会計士の方が書いた新書「さおだけ屋はなぜつぶれないのか?」がベストセラーとなっていますが、本当の「さおだけ屋」については“昔ながらのトラブル”が増えているようです。

さおだけ屋トラブル多発、2本1000円→「1本2万円」(YOMIURI ONLINE)


「2本で1000円」などと言って移動販売している物干しざおの購入を巡り、トラブルが急増していることが5日、国民生活センターの発表でわかった。

 呼びかけとは異なる高額なさおを購入させられ、被害に遭う例が大半で、平均契約購入金額は約6万5000円。悪質な「さおだけ屋」が暴利をむさぼるからくりの一端が浮き彫りになった。

 同センターによると、全国の消費生活センターに寄せられた物干しざおなどに関する相談件数は、年々増え、2006年度は639件。01年度の288件に比べて約2・2倍になった。相談件数の9割は移動販売で購入しており、女性や高齢者の被害が目立った。

(中略)

 消費者の目の前でさおを切り、買わざるを得ない状況に追い込んだり、物干し台が腐っていると言い、セットで買わせたりする悪質なケースが目立つ。いずれも巡回中の業者を呼び止めたことで断りにくくなった消費者の心理につけ込んだ手口だ。
(以下略)

この「さおだけ屋」の手口、非常に古典的な「押し売り商法」の一つですね。私などは「さおだけ屋からさおを買っちゃいけないよ、押し売りされるよ」といわれて育ってきましたので、今でもこのような手口が通じてしまうことに非常に驚きを感じてしまいます。

さおだけ屋はなぜつぶれないのか?・・・・「詐欺的商法がベースにあるから」というオチでは仕方がないですね(^^;;

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