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ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

年金記録漏れ:えっと・・・・ネタですか?

2007-06-08 | イッポウ
思わず唖然・・・・。

社会保険庁:国民へのおわびチラシ配布 全国360カ所で


 年金記録不明問題で批判を浴びている社会保険庁は8日朝、村瀬清司長官を先頭に、幹部職員ら約3700人が全都道府県の繁華街など約360カ所で国民へのおわびと年金記録の確認をよびかけるチラシを配布した。

 東京都千代田区のJR東京駅前では村瀬長官を含め約30人の本庁職員が慣れない手つきで会社員らに手渡した。慌ただしい通勤時間帯とあって、受け取る人はまばらだったが、村瀬長官らは30分間、配り続けた。
(以下略)

ビラの作成や配布にコスト(金+時間)をかけている前に、もっとやるべきことがあるでしょうに・・・・・。

せめて、新聞広告でお詫びとともに問合せ窓口等の告知を行うという発想にならないものなんでしょうか?

ところで、ざっくりと「5,000万件の宙に浮いた記録」といわれていますが、対応の優先度を明確にして対応しないといけませんね。

まず必要なのは「現在既に年金を受給している人(亡くなった方を含む)」の対応。これは既に「未払い」が発生しているということで最優先でしょう。

次に必要なのが、「ちょうど年金受給権が発生した人(老齢に限りません)」。この場合には、裁定請求の案内の際に過去の加入記録を十分にチェックして、疑義があれば窓口に~と案内させるべきでしょう。そして、これらの目途が立ったところで現在働いている現役世代についての対応を行うという順序になるのでしょう。

なお、加入記録漏れ問題につきましては、当事務所でもご相談を承っておりますので、「これって、加入記録漏れじゃないかな?」と感じられた方は、お気軽にご相談ください。


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