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ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

メモ:「責任」というコトバの重さ

2006-11-09 | オボエガキ
朝のblog巡回の中で非常に鋭い視点を頂きましたので、ご紹介します。

47th様のふぉーりん・あとにーの憂鬱での一節です。世界史未履修問題に関連し、法律家から見た「責任」ということについて、次のように仰っています。
何だか「救済」がなされるとか、教員の方の自殺だとかいう話もあるようですが・・・「責任」という名の下に弱い者へ弱い者へと負担が押し付けられていくことのないように祈るばかりです。
法律家の目から見ると「責任」という概念は非常に重い概念であり、「責任」を誰にどういう形で問い得るのかということに関しては常に慎重にならざるを得ないのですが・・・
どうも「責任」という言葉が振りかざされすぎのようなきらいもします。「責任」という言葉の濫用は、「無責任」と同じか、あるいは、それが一方的に弱者に負担を押し付ける際のマジック・ワードとして用いられる場合にはより悪質なものとなってしまう虞があると思うんですが・・・
(注:太字は筆者)

正に共感の一節です。元エントリの中では、その後にも別の話題で「価値判断が含まれる語」の使い方について苦言を呈されています。

相手方がいる『書き物』や『会話』はもちろんのこと、自分の中の『思考』の段階でも「コトバ」の使い方をもっともっと“意識”していかなければならないと改めて感じました。自戒を込めてのオボエガキです。

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