こんにちは。
日本のお彼岸は過ぎましたが、10月はハロウィンにちなんで
キャリアに関連した「あの世?」のお話から紹介しますね。
先月、親戚の法事でお寺に行った時の話です。
■この世で導き、あの世でも導く仕事
親戚のお寺では、檀家の総代として一族が代々お世話になった住職が亡くなられて
2代目の息子さんが後を継いでおられました。
その息子さん住職がお話してくださったことです。
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生前の先代は
皆さんを“彼岸へ導く”をしておりました。
今、先代は“あの世”で
皆さんを“彼岸で迎える”仕事で忙しいと聞いております。
われわれ僧侶というのは
生きていても仕事をし
死んでからも仕事を続けるものですから
“やすらかに眠っている暇のない仕事”なのであります。
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この話を聞いて思わず
「住職さんは、あの世でもずっと働く仕事なのですか?」
という驚きがありました。
■永遠に続く仕事もある
ある有名な画家は、死ぬ間際まで絵筆を放さず
絵を描いていたという話がありますが
“あの世でも同じ仕事を続けている”
ということは、職人や芸術家や
いろんな謎を探求する学者にも
僧侶と同じに当てはまるイメージではないかと思うのです。
オカルトの世界では
前世の仕事を今世で引継ぎ
その仕事を来世に引き継ぐもの
という考え方があります。
これは不思議な考え方というよりも
仕事というものは、本来
人間の一生を超えた“長い射程距離”によって
評価される側面もあるのではないかと思っています。
★★秋の夜に、思索してみませんか★★
“仕事の本質はそれほど長いものなのだ”
ということについてすこし考えてみるのもいいかと思います。
人生は短く、芸術は長い
という言葉があるのですが、この芸術を仕事と置き換えて
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わずか短い人生では一つの仕事をマスターするには足りない。
だから何回も生まれかわって(輪廻転生)違う環境・時代のなかで
同じ仕事をマスターしてゆくものなのか。
その仕事というのが、人生テーマの天職というものであるのだ・・
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住職の話を聞いて
tarebonの頭の中に自然に浮かんできたフレーズです。
仕事のヒントにどうぞ。
あの世では、僧侶はすぐに仕事を与えられるもの。この世の仕事がそのままつながるというイメージを抱きました。
固有の職業を司る神々という存在を信じるならば、いろいろな職業には神々とその神々を支えていく多くの仕事が、あの世にもあるようですね★
そんなことをハロウィンテーマにしていきたいと思います。