ガンバレ、ニッポン

なんか、不安定なニッポンですね。

ヤバい“物価高”で「白菜がまさか1700円」「スタバも直撃された」…! 韓国で起きている「大異変」は、日本の「危ない近未来図」なのか…!

2022-10-12 13:07:56 | 韓国
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ヤバい“物価高”で「白菜がまさか1700円」「スタバも直撃された」…! 韓国で起きている「大異変」は、日本の「危ない近未来図」なのか…!


「カフェ大国」韓国で起きていること

写真提供: 現代ビジネス

 「韓国はカフェが多い」  こう感じた渡韓経験者は少なくないはずだ。  韓国の都市部はカフェだらけだ。少し歩けば次から次へとカフェが登場する。

ビジネス街があるソウル・中区には、スターバックスだけで20店舗ある。昼休みになれば店内は利用客による席の取り合いが起こり、レジは行列、外を歩けば同社のカップを手に持った会社員たちを至る所で見かける。

  韓国では、緑色のあのロゴを手にすることが“ステータス”となっている。同社のコーヒーを持つことは、ブランドバックを手にしているのと同じ感覚だ。

  ちなみに、丸の内のある東京・千代田区にはスターバックスが48店舗もある。東京都内で同店舗が最も密集しているのが、この千代田区だそうだ。

  丸の内のワーカー数は8万4268人(2018年東京の都心6エリア ワーカー価値観調査/小田急エージェンシー)で、ソウル・中区のワーカー数は51万3369人(2020年市・郡・区別勤労所得年末調整申告現況/国税統計)だから、単純な人口対比で見ると千代田区のほうがソウル・中区よりもはるかにスターバックスの店舗数が多い。  

だが、全国に範囲を広げて比較した場合、日本にあるスターバックスの店舗数は1741店舗で、韓国は1716店舗だ。韓国の人口は日本の半数以下であるから、やはり「韓国はカフェが多い」という認識は間違っていないのだろう

物価高が「直撃」…!

 韓国で絶大な人気を博しているのはスターバックスだが、スターバックスと肩を並べる高価格カフェブランド「コーヒービーン(韓国企業)」などでは、2022年の利用者が徐々に減っているそうだ。 

 韓国のビッグデータプラットフォーム企業「アイジーエーワークス」が集計した「アプリ週間活性使用者数(MAU、アンドロイドおよびiOSユーザー合算・重複含む)」によると、スターバックスの利用者数は2022年初めに比べて10.7%減っていたという。加えて、コーヒービーンは17.4%の減少だ。

  スターバックスの場合、2022年7月に出されたサマーキャリーバッグから発がん性物質が検出されて、リコールが発生したことも少なからず利用者数減に反映されているのかもしれない。 

 だが、韓国では6月から7月にかけて物価が大きく上昇したことが、国民の高価格カフェの利用を自制させた最大の要因のようだ。  実際、物価上昇は、韓国にある主要カフェのほとんどに影響を与えた。とりわけ、中低価格に区分されるイディヤコーヒーでは利用者数が20.9%も減少している。

「低価格」への大きなシフト
 イディヤコーヒーは、韓国人が好むアメリカ―ノが1杯3200ウォン(約330円)と、スターバックス(4500ウォン/約464円)より1300ウォンも安い。カフェで勉強する学生の強い味方であった同社だったが、物価高はイディアコーヒーのような中価格カフェにも影響を与えているようだ。 

 一方で、「メガコーヒー」「コンポズコーヒー」「メマド(マンモス)コーヒー」などの低価格コーヒー専門店の使用者数は右肩上がりだ。  特に、メガコーヒーの利用者数は2021年に比べて40.5%も増加。これは、利用者数が20万人ほど増えたことになるという。 

 ついでにご紹介しておくと、コンポズコーヒーは2022年初めに比べて51.8%増、メマドコーヒーは71.5%増であった。  メガコーヒー・コンポズコーヒーのアメリカ―ノは1杯1500ウォン(約155円)、メマドコーヒーは1400ウォン(約144円)だ。スターバックス1杯分の費用で、3杯のコーヒーが買えてしまう。 

 韓国人が高価格カフェから低価格コーヒー店へとシフトした流れは、日本人がコンビニのコーヒーを買うようになったのと同じような流れかもしれない。

  といっても、韓国の低価格コーヒー店でアメリカーノを購入すれば、ただでさえコーヒー感の薄いアメリカ―ノがさらに薄く感じる。  二番煎じのコーヒーを飲んでいるような味わいだから、クオリティーは日本に比べてまだまだ低いのだが…。

「白菜1700円」って、マジで…!

 秋夕(チュソク/旧盆)前の2022年9月6日、チュンチョンナムド鷄龍(ケリョン)にある「鷄龍農協ハナロマート」という農協系列のスーパーでは、1株16800ウォン(約1730円)という信じられない値段の白菜が販売された。  田舎の農協が運営するスーパーでこの価格だ。

しかも白菜と言えば、韓国の食卓に欠かせない野菜。国内で沢山生産されているのに、だ。  秋夕前ということもあって価格が上昇していたとはいえ、白菜1株1700円――少し前まで安かったのを知っているだけに、買う人はいるのだろうか。 

 ちょうど同じ時期に、朝鮮日報から「韓国若年層の大腸がん罹患率世界1位、原因は肉の過剰摂取(2022.09.12)」という記事が出ていたが、これだけ野菜の値段が上がってしまうと、野菜よりも安い肉についつい手が出てしまう。だからといって、肉を食べれば大腸がんを患うリスクが高まるというのでは、いったいどうしろといういうのか…。

日本への「影響」

 話をカフェに戻そう。  最近は日本で韓国風カフェが増えてきた。無機質な店舗の雰囲気が、若者にウケているようだ。 

 だが、本国のコーヒー市場に地殻変動が起これば、今後、日本に入ってくる韓国カフェにも変化が生じるかもしれない。お洒落な韓国カフェのコーヒーは、スターバックス並みの値段がするものがほとんどだからだ。

  もちろん、日本でも物価高はこれからさらに深刻化していくことは目に見えている。数年後、新大久保や鶴橋のコリアンタウンには、メガコーヒーやコンポズコーヒーのような低価格コーヒー店が上陸して、そこに若者が並んでいるかもしれない。  

日本は10月11日にビザなし渡航の解禁をした。今後は90日内であれば、個人が自由に日韓を往来できるようになる。

  相互に行き来できるようになれば、互いの国でカフェ巡りをする観光客も増えるかもしれないが…。  さらに連載記事『「日本に勝った」と大騒ぎの韓国…!  ここへきて「日本に負けた」と”トーンダウン”してきたワケ』では、いま韓国で起きている“別の異変”についてレポートしよう。





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