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3年にわたり少女像を守ってきた大学生に返ってきたのは罰金200万ウォン(約20万円)だった。裁判所の判断を目前に控え、慰安婦被害者キム・ボクトン、キル・ウォンオクさんが自ら嘆願書を作成し提出し、8万人を超えるネチズンがオンライン嘆願書に名前を連ねて善処を訴えたが力不足だった。国民の大多数が同意しない韓日「慰安婦」合意に誰も責任を負わない現実で、国民に代わって問題提起した大学生はついに罰金刑という荷物を抱え込むことになった。
ソウル中央地裁刑事8単独キム・ジチョル部長判事は25日、暴力行為等処罰に関する法律違反(暴処法・共同住居侵入)および集会および示威に関する法律(集示法)違反容疑で起訴された大学生、キム・セム氏(25)に罰金200万ウォンを宣告した。裁判所はこの日「キム氏の行為は社会常規に反する」として、4個の容疑をすべて有罪とした。
この間キム氏は「1カ月に4回の裁判を受ける大学生」だった。12・28韓日「慰安婦」合意、歴史教科書国定化に反対するデモを行った容疑で、時間差を置いてそれぞれ別に起訴されたためだ。最初についた罪名は「共同住居侵入」だった。慰安婦被害者を助ける市民団体「平和ナビ(蝶々)」の代表だったキム氏が、2015年12月31日ソウル鍾路区(チョンノグ)の日本大使館の建物内で会員と共に「売国交渉廃棄せよ」などのスローガンを叫び座り込みを主導したという理由であった。30人あまりの会員と共にしたために「集団的行為」として加重処罰されうる罪名が適用された。続いて2015年10月、光化門(クァンファムン)広場で無申告で国定教科書反対「奇襲デモ」行った容疑(集示法違反)など3回の追加起訴が後に続いた。
そのようにして4回も裁判に付され、キム氏は1週間に1回ずつ法廷を訪れる境遇になった。キム氏は「後ろめたいことはしていないと信じてきたが、1週間に1回ずつ法廷に立てば、なぜか萎縮して罪人になったような気持ちだった」と話した。キム氏は昨年10月から同じ裁判所で4件の裁判を受け、4つの事件を併合してほしいという要請は4月18日に受け入れられた。
この日の宣告後、キム氏を弁護したソ・ジュンヒ弁護士(法務法人 同化)は「慰安婦合意や国定教科書は国民の大多数が受け入れていない。集示法や刑法も憲法的価値に合わせて解釈すべきなのに、裁判所が形式的に法律を解釈したのではないか」と控訴の意向を明らかにした。キム氏はさらに「今日の裁判結果はユ・グァンスン烈士を騒擾罪、国家保安法違反罪で処罰したのと全く同じだ」と比喩した。キム氏も自身の活動が「奇襲座り込み」、「不法デモ」と烙印を捺されることに対して「国家が“合意”の問題点に責任を負わないどうにもならない状況で、一介の学生が声を伝えるために他の選択肢に何があったか訊ねたい」と話した。
キム氏に懲役1年6カ月の実刑を求刑した検察は、無理な起訴と過度な求刑という批判を免れない。裁判所はキム氏の容疑をすべて有罪と判断しても「キム氏が個人的利益のためでなく韓日“慰安婦”合意や国定教科書施行の不当性を知らせるために犯行に及んだ」と指摘し、罰金刑を下した。ソ弁護士は「検察が一部の例外的な過激デモにでもありそうな懲役1年6カ月を求刑した。裁判所が目的の正当性を事実上認めたことによって、検察の求刑のでたらめ加減を示した」と批判した。
宣告後、キム氏は比較的明るい表情で「屈辱的な合意を作った政権は国民の力で弾劾されたが、2015年の合意はそのまま残っている。朴槿恵(パク・クネ)前大統領が残した積弊を学生が最後まで解決する」と力を込めて話した。
3年にわたり少女像を守ってきた大学生に返ってきたのは罰金200万ウォン(約20万円)だった。裁判所の判断を目前に控え、慰安婦被害者キム・ボクトン、キル・ウォンオクさんが自ら嘆願書を作成し提出し、8万人を超えるネチズンがオンライン嘆願書に名前を連ねて善処を訴えたが力不足だった。国民の大多数が同意しない韓日「慰安婦」合意に誰も責任を負わない現実で、国民に代わって問題提起した大学生はついに罰金刑という荷物を抱え込むことになった。
ソウル中央地裁刑事8単独キム・ジチョル部長判事は25日、暴力行為等処罰に関する法律違反(暴処法・共同住居侵入)および集会および示威に関する法律(集示法)違反容疑で起訴された大学生、キム・セム氏(25)に罰金200万ウォンを宣告した。裁判所はこの日「キム氏の行為は社会常規に反する」として、4個の容疑をすべて有罪とした。
この間キム氏は「1カ月に4回の裁判を受ける大学生」だった。12・28韓日「慰安婦」合意、歴史教科書国定化に反対するデモを行った容疑で、時間差を置いてそれぞれ別に起訴されたためだ。最初についた罪名は「共同住居侵入」だった。慰安婦被害者を助ける市民団体「平和ナビ(蝶々)」の代表だったキム氏が、2015年12月31日ソウル鍾路区(チョンノグ)の日本大使館の建物内で会員と共に「売国交渉廃棄せよ」などのスローガンを叫び座り込みを主導したという理由であった。30人あまりの会員と共にしたために「集団的行為」として加重処罰されうる罪名が適用された。続いて2015年10月、光化門(クァンファムン)広場で無申告で国定教科書反対「奇襲デモ」行った容疑(集示法違反)など3回の追加起訴が後に続いた。
そのようにして4回も裁判に付され、キム氏は1週間に1回ずつ法廷を訪れる境遇になった。キム氏は「後ろめたいことはしていないと信じてきたが、1週間に1回ずつ法廷に立てば、なぜか萎縮して罪人になったような気持ちだった」と話した。キム氏は昨年10月から同じ裁判所で4件の裁判を受け、4つの事件を併合してほしいという要請は4月18日に受け入れられた。
この日の宣告後、キム氏を弁護したソ・ジュンヒ弁護士(法務法人 同化)は「慰安婦合意や国定教科書は国民の大多数が受け入れていない。集示法や刑法も憲法的価値に合わせて解釈すべきなのに、裁判所が形式的に法律を解釈したのではないか」と控訴の意向を明らかにした。キム氏はさらに「今日の裁判結果はユ・グァンスン烈士を騒擾罪、国家保安法違反罪で処罰したのと全く同じだ」と比喩した。キム氏も自身の活動が「奇襲座り込み」、「不法デモ」と烙印を捺されることに対して「国家が“合意”の問題点に責任を負わないどうにもならない状況で、一介の学生が声を伝えるために他の選択肢に何があったか訊ねたい」と話した。
キム氏に懲役1年6カ月の実刑を求刑した検察は、無理な起訴と過度な求刑という批判を免れない。裁判所はキム氏の容疑をすべて有罪と判断しても「キム氏が個人的利益のためでなく韓日“慰安婦”合意や国定教科書施行の不当性を知らせるために犯行に及んだ」と指摘し、罰金刑を下した。ソ弁護士は「検察が一部の例外的な過激デモにでもありそうな懲役1年6カ月を求刑した。裁判所が目的の正当性を事実上認めたことによって、検察の求刑のでたらめ加減を示した」と批判した。
宣告後、キム氏は比較的明るい表情で「屈辱的な合意を作った政権は国民の力で弾劾されたが、2015年の合意はそのまま残っている。朴槿恵(パク・クネ)前大統領が残した積弊を学生が最後まで解決する」と力を込めて話した。
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