ガンバレ、ニッポン

なんか、不安定なニッポンですね。

「押す前に考えて」 問うた「いいね」の意味 伊藤詩織さん逆転勝訴

2022-10-21 07:04:09 | 議員
「いいね」で有罪判決

国会議員だから見せしめの為に有罪にしたのか?

一般しみだとどうなんだろう?

納得がいかない、、

「押す前に考える」ってこと。。

ソースから

「押す前に考えて」 問うた「いいね」の意味 伊藤詩織さん逆転勝訴

ツイッターで自身を中傷する投稿に「いいね」を押されて名誉感情を侵害されたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、自民党の衆院議員で総務政務官の杉田水脈(みお)氏に220万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は20日、賠償責任を否定した1審・東京地裁判決(今年3月)を変更し、杉田議員に55万円の賠償を命じた。 

「誹謗(ひぼう)中傷への考え方が厳しくなっている社会の変化が、この判決をもたらしてくれた」。20日午後、法廷で判決を聞いた原告の伊藤詩織さんは、直後に東京高裁前で報道陣の取材に応じ、初とみられる司法判断を評価した。 

 提訴は2020年8月。「いいね」はそもそも、どういう意味を持つのか? 

「いいね」を不法行為に問えるのか?――。

前例はなく手探りで始めた裁判だけあって、周囲からは「表現の自由」を尊重する意見も多く聞こえてきた。 

 今年3月の1審・東京地裁判決は「いいね」が示す肯定的な感情の範囲は「称賛」から「悪くない」まで幅広いことなどを理由に、杉田水脈衆院議員への賠償請求を認めなかった。伊藤さんは「表現の自由の前では、言葉の暴力は許されてしまうのか」と自問自答したという。 

 20日の判決後、東京都内で記者会見した伊藤さんは「影響力のある国会議員が、ハニートラップ、売名、枕営業という言葉に『いいね』を繰り返してきたことは重く見られないといけない」と強調し、「誰かを傷つけてしまわないか。

『いいね』を押す前に考えてほしい」と呼び掛けた。代理人の佃克彦弁護士は「加害者と被害者の関係や従前の経緯を事実関係に照らしてきちんと判断してくれた。すばらしい判決だ」と述べた。 

 ツイッターを巡る裁判では、他人の投稿を転載する「リツイート」に賠償を認める判決は既に複数出ている。ネット上の中傷問題に詳しい中沢佑一弁護士は「『リツイート』と比べて『いいね』は拡散力が弱く、感情の対象や程度も特定しづらいため、賠償責任が生じるハードルが高い」と指摘。今回の判決について「杉田議員が伊藤さんへの批判的な言動を繰り返し、何度も『いいね』を押したことを重く捉えたのだろう。

ツイッターを使う一般人が『いいね』で賠償命令を受けることは考えづらく、杉田議員が国会議員でフォロワーが多数いることなどから、例外的に賠償責任を認めた印象だ」と分析した。

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