MetaMoji 社を知った。(ダイアモンドの記事)
http://diamond.jp/articles/-/83636
1. まず、タッチ画面での手書き文字入力アプリ、MAZEC。 http://mazec.jp/
スタイラスペンで画面に手書きすると、認識変換してテキスト文字を入力できる。
スペースに余裕のあるiPad だと、画面上のキイボードを操作した方が早いかもしれないが、余裕のないスマホでは「手書き入力返還」のほうがはるかにスムーズに感じられる。
これさえあれば老眼の身でも、まだ電子機器をさわり続けるのに、ささやかな希望が持てる。
2.次に手書きノート、MetaMojiNote。 http://product.metamoji.com/ja/anytime/
さわっていて懐かしい感じがしたのは、以前に使ったことがあったAnytimeNote の後継版らしく、それで作ったノートをちゃんと読み書きできる。
紙のノートにさらさら書きつけるように、ペンで図柄や文字を書きつけ、それをクラウドで共有できる。
3.そして、「現場note」 という構想。 http://metamoji.com/jp/
オフィスという言葉に含まれている、事務は事務所でという思い込みが、上のような技術によって、「現場で事務を起こす」 という転換をもたらす。
医療の現場では、医師が診察し患者の愁訴を診療録(カルテ)に記載する。
医師は、検査箋、処方箋などの指示書を出し、支持された方は結果を記録する。
これらの現場での記録に基づき、医事課は会計票を起こし、保険者に請求書(レセプト)を送る。
この流れが、手書きで始まると、一から十まで「転記、転記、転記」になり、ひとつの医療行為に対して転記が三重四重に発生する。
つまり医療現場での仕事量が、患者さん本人への医療行為より、報酬の請求にいたる事務のための転記に費やされているように見える。
最近見学した電子カルテのシステムには、往診先のタブレットで直接入力し、データを通信で送れるものが出てきた。
事務は現場で起こすものに。人が人にサービスする高齢化社会に不可欠な基盤になっていく。