よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

インナーバッグが路上に

2019年06月08日 | 迷走痕

ある団体の懇親会に出席後、20時過ぎにタクシーで帰る。

すっかりよいつもりで、風呂にも入り、

寝る前に携帯電話を見たら見知らぬ番号から着信あり。


録音メッセージを聞いたら、若い男性の声で

「小さいカバンを拾いました。連絡ください」とのこと。


持ち歩いているビジネスバッグの中にあるはずの

免許証や名刺入れなどのインナーバッグがない。


タクシーを降りるとき財布を取り出そうとして落としたらしい。


もう23時を過ぎていたが、携帯で着信した番号にかけると

先方はすぐ出てくれて「すぐ近所ですから、拾った場所でお返しします。」とのこと。


もう寝るつもりのパジャマのまま家を出ようとすると、「何事?」と妻も付いて来る。


自宅から20メートくらいの路上に出ると既に先方は来てくれていて、バッグを受け取る。

自分の名刺を渡して夫婦して礼を言い、お名前と番地を聞くと拙宅のすぐ裏の通りとわかる。


夜も遅いのでお礼をするのもそこそこにその場は分かれる。



翌朝、改めてお礼を言いに出かけると、

「実は自分も、免許証などを入れたバッグを紛失して、

 その後の手続きに大変苦労したので、すぐお返ししなくてはと思い連絡しました。」



よき隣人を得たもの。

誠に有難く存じました。





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