よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

もうしません。 多分。

2012年11月24日 | 迷走痕

土曜日、自転車。

天気いまいち。
晴れてはいるのに、
お日様が直接見えない。

高知市の鏡川をさかのぼり、
鏡ダムを越え、旧土佐山村に。

土佐山の直販所でコーヒー休憩。



汗をかいた下着を着替え、
高知市の北山、正蓮寺を裏からめざすが、
最後の坂を登りきることができず、
とぼとぼ歩く。

この坂に来るまで、
上り坂に会うたびに、

「ごめんなさい、もうしませんから、
今回だけは通らせてください」

みたく、謝りながら登ってきたが、
この坂は、とうとうダメだった。


後は坂を下るだけだが、
高知の町の方向へ降りるのではなく、

南国市白木谷への坂を降りようとする。

急な下り坂が果てしなく続き、
自転車の前後ブレーキが
ガタガタ異音を発する上、

そのブレーキを利かす
両腕の腕力もワナワナし始め、

結局また

とぼとぼ歩く。

下り坂なので、
サドルを支えるだけで
自転車はするする坂を下っていく。

子供の頃、
父が飼っていたシェパード犬に

引きずられながら
五台山の山道を
散歩していたことを
思い出す。

なんでこんな馬鹿みたいなこと
しているのかしら。


昨日、「未来授業」というFMラジオ番組で
養老孟司先生の、

「あなたが考える0.5秒まえに、もう脳は決めている。」

説を思い出す。
http://www.tfm.co.jp/fes/index.html

私のバカと、
脳のバカは、
ずれているので、
「バカの壁」というのかしら。

南国市白木谷を降りて、
国分川左岸土手をゆるり
帰って来ました。

もうこんなきつい坂は
登るのも、
降りるのも、
しません。

そのことを
覚えているあいだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする