よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

ある日突然、鳥獣保護。

2007年12月20日 | Weblog
仕事場の溝で「鳥がうずくまっている」と報告あり。

行ってみると、鳩より二回りくらい大きい灰色でくちばしの長い鳥が確かにうずくまっている。片方の羽を力なく開いたまま目だけが鈍く動いている。最近このあたりはカラスの群れが我が物顔に飛び回っているが、連中に追い回された挙げ句に墜落してきたものかしら。

どうしたものかしばらく迷ったが、十年くらい前に小学生だった末の息子が近くの公園の芝生の中で怪我をしていた小鳥を見つけて来て、親子で小鳥屋や獣医を訪ねまわり結局、市営遊園地「わんぱーく高知」のアニマルランドに引き受けてもらったことを思い出した。

引っ越し用の段ボールにタオルを敷き、灰色鳥の後ろから別のタオルを布団のようにかぶせて抱き上げると、少しみじろいただけで抵抗もせず温和しく「引っ越し用の段ボール」に収まってくれた。

車で十分ほどのわんぱーく高知に行くと、まもなく閉園時間で通用門に通され、ちょうど事務所から出てきた女性の係員に要件を告げると、まっすぐ「治療室」に案内され「鳥獣の治療と放鳥を県から委託されていますので」と受け取ってくれた。(前回もそうだったか、思い出せないが。)

渡り鳥かと思っていたら、このあたりに普段からいる「ゴイサギ」という鳥とのこと。

後になって鳥獣保護の取り組みについて調べようとしたら、このページが出てきた。
http://www.i-kochi.or.jp/prv/je5pkx/110ban.html

誰に感謝していいのかわからないけど、とにかく感謝したくなった。



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