よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

競馬のない府中にて

2006年02月11日 | Weblog
「使い走り出張」のついでに一日サボり「府中市郷土の森博物館」というところに行きました。
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/

目当ては、開催中の「岩合光昭写真展」、
http://www.digitaliwago.com
テレビで「セレンゲティのヌー」など「ネイチャーワールド」ものを見て期待していたのですが、「写真」としては高知出身の野町和嘉作品を見た「ショック」が尾を引いていて、
http://www.nomachi.com/
ありゃりゃ、でした。ごめんなさい。

「郷土の森博物館」は全体としては、多摩川縁に野球場が10個くらいはいりそうな公園になっていて、広大な梅園があり「梅まつり」の旗がならんでいました。まだ花が咲いていたのは日当たりのいい場所の数本のみ。見頃はまだまだ先のよう。

ここへは最寄り駅からバスで行くのですが、平日の昼下がり乗ってくるのはお年寄りばかり。低床バスに最後に買い物カートに寄りかかったような婦人が乗り込んできたと思ったら、発車したとたんカートごとひっくり返ってしまいました。
あわてて席を譲ったのですが、五十の私が乗っていなかったら、他も七十,八十の人ばかりで、席を譲った人がまたこけたりして。

「昔のニュータウンが町ごと高齢化」、という話を目の当たりにしました。三十人で満員のバスに乗って駅に行き、電車のホームに立つと今度はまったくお年寄りは見かけない。田舎はもちろん年寄りばかりですが、便利な都会にも年寄りばかりの時間と空間があるようです。

そういう自分がもう五十なのに、とも。




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