峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

地下鉄とバス

2010年10月31日 | 日常と健康
 地下鉄の車内で見知らぬ女性から席を譲られた。共に立っていて、前の席が空いた。どちらが掛けてもいい位置だ。遠慮しようかなと思ったが、好意を素直に受けた。今まであまり経験したことがない。他人からは、よほど年寄りに見えたのか。それはそれでいささかショックである。会釈をしたもののオーバーにお礼も言えず、しばらく座席で小さくなっていた。

 池田市内ではバスによく乗る。シートがふんわりしているためか、席についたらどっしり。立っている人はそのまま。譲り合いが、比較的少ない。地下鉄では乗り降りが頻繁であり、揺れもほとんどなく、乗降客の流れも早い。構造上の違いもあって、バスに乗るのとは感覚が異なるようだ。

 バスの始発停留所では、高齢の人は座る席がないと、1台遅らせて次のバスを待つケースを目にする。私の場合はそこまでせずに、混んでいても乗り込んでしまう。そして、吊り革かポールをつかむ。見た目はともかく、自分自身ではまだ十分若いつもりでいる。でも、バスを利用するようになった。2㌔ほどの上り坂の区間。かつては、徒歩だったのに…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする