峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

出会い

2010年10月25日 | インドネシア語
 関西在住の「インドネシア人交流会」(Temasindo 2010)が24日、大阪・ミナミのOCATビル内(ポンテ広場)で開かれた。軸のイベントは「音楽演奏」。インドネシア人の留学生や看護師・介護士を目指している研修生らが集い、その中の音楽愛好家が舞台に立つ。プロの演奏グループも加わって、ゆっくり半日(4時間)楽しんでもらう趣向だった。友人が知らせてくれ、日本人の一般参加も自由だった。

 「Temasindo」という言葉は辞書にない。「Temu Masyarakat Indonesia」の頭部分をくっつけた造語である 。temuは「会う、集い」、masyarakatは「社会、人々」の意味なので、冒頭の訳語になる。今年で14回目。日本語を学んでいて随分、流暢な人もいる。しかし、こんな場では自国語で語り合う。故郷を遠く離れており、極めて自然なことだ。南米の人はリズムに合わせてノリがいいという。インドネシアの若者だって負けてはいない。少なくともノリに関しては、日本人以上ではないか。

 顔見知りを探した。むやみに声をかけるのもおかしいし、諦めて引き揚げかけようとした時に、ばったり出会った。かつて池田のインドネシア語教室で会話を教えていた“先生”だった。奇偶と言えるかもしれないが、こちらは最近、積極的に各種イベントに出るようにしている。いろいろな人と出会う機会が増えるのは当然だろう。

 
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