峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

「池田学」

2007年09月04日 | 
 地域の歴史文化や社会経済などを体系的に考える「大阪学」や「奈良学」などはよく耳にするが、その池田版といえる「池田学」を市が中心になってPRを進めている。第1弾として10月7日から月2回のペースで計10回の『池田学講座』を開講。9月2日から月末まで受講生を先着順で募集したら、なんと受け付け初日で定員オーバーしてしまうほどの人気だった。来年3月には「池田学検定」も実施するという。

 講座のキャッチフレーズは“新たに知る池田 改めて出会う池田”。講師は大学教授や市の専門職員らがあたり、自然・文化・歴史・暮らしなど90分講座を第1、3日曜の午後、池田市城山町の市立勤労者センターで行う。申し込みを市中央公民館、市立歴史民俗資料館で受け付けたが、初日で定員70人を超える大盛況。反響に驚く担当者は、ポスターに“受付終了”のシールを貼ったり、問い合わせ応対に大わらわだ。受講料が全10回で500円と安かったのも申し込み殺到につながったのかも。

 「隣接の市などからの問い合わせも多かったようです。すぐ満員になり、お断りするのも大変。じゃあ、次の講座はいつか?と尋ねられるのですが、まだ未定です。市の広報誌やポスターでお知らせします、としか言えなくて…」(公民館担当者)

 “ご当地検定”も、検定ブームにあやかる構え。後発組でも手ごたえを感じているよう。《検定ではどんな問題が出るか。講座の中身に触れるものも出題されることをほのめかしているが、個人的に検定にはちょっと興味がある》

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