峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

「カミソリの木」

2008年01月27日 | 花木
 「ニシキギ」は赤い葉の落葉後も、枝ににつくユニークな“翼”で、存在感をアピールしている。翼はコルク質。横長に平べったく伸びており、飛行機の主翼の後ろで上下動するフラップのような感じ。あるいは“矢の先の羽根の部分”に似ているとか、“カミソリ”にも例えられて別名「カミソリの木」とも呼ばれる。

 池田市の城跡公園の南門付近で撮った。秋に燃える紅葉が錦のように見事なので“本名”は「錦木」である。今はその赤い葉も枯れ落ちて、小さな赤い実もない。その代わり、枝には冬芽とともに、ちょっと変わった翼が見られるのだ。

 やがて黄緑色の4弁の小花も咲かせるが、花は春の遅い時期なのでもうちょっと日にちがかかる。2㍍程度の落葉低木。庭木や生垣にもよく利用されているのは、年中楽しめるからだろう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 信頼度 | トップ | 敗れても主役 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

花木」カテゴリの最新記事