我が家に遊びに来た4歳の孫娘が、自分で持ってきたノートに絵を描いて見せてくれる。やがて、ハサミで切り始めた。1つ1つが独立していた。ハンバーガーも、普通のものとチーズ入りがあり、なかなか手が込んでいる。長方形の中に小さな四角い窓のついた絵。「これは何?」「こうするのよ」。指を使って、はねる仕草だ。「そうか! スマホでしょ」「うん、そうよ」
四角い窓はアプリの“アイコン”である。ケータイではなく、スマートフォンとは…。彼女の家族の中では、父親だけしか使っていないはず。それをしっかり“切り絵”にして、お年寄りを相手に遊ぼうというのだから、びっくりである。観察力もいつの間にか伸び、ひとの顔の絵も繰り返し描いているうちに、だんだんうまくなってきたよう≪ジジばかです≫。
スマホの普及は、日本の、とりわけ若い人たちの間ではすごい。電車に中やホーム、街でも熱中している姿を見かける。だが、東南アジアではそれ以上。シンガポールの6割を超す高い普及率が知られているが、インドネシアでもけっこう流行っているという。ケータイも多機能商品の開発が進み、メーカーサイドの競争もし烈。孫娘が成長した頃には、どうなっているだろうか。
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