「館蔭の杜」を眺めつ つれづれに

窓外の森を眺めながら時々の想いを綴る

白藤観世音(小角字白藤)

2015年05月02日 | 日記
「鼻毛橋」というバス停(泉中央行き側)の前方50メートル位を左折して500メートルほどの右手に「白藤観世音」がある。
高い銀杏の木が目印になる。



入ってすぐのところに地蔵堂、そして本堂と社務所と思われる建物があり、周りは藤棚で囲まれている。



ここの本尊は石仏立像で、ご婦人の腰から下の病気に霊験があり、白藤の皮はその薬になると言われていたという。



その昔、坂上田村麻呂が七ツ森で巻狩りをした時に、愛馬の太白号が毒草を食べて死んだために、ここにお堂を建てて祀ったとされ、その時、将軍が鞭を墓の目印として立てたものが根付いて「白藤」になったという言い伝えが残されている。


この時季、社務所の奥に文字通り白い藤の花が今が盛りと咲いていた。






ついこの間までは桜も美しかった。