鳴神山はスミレの種類が豊富で、何度訪れても飽きることはありません。
高速を下りてからの一般道が混み合い時間がかかるので、それなりの覚悟が必要となりますが、
それでも足を向けたくなる魅力的なエリアです。
この日は、もしかしたら出会えるかもしれない憧れのスミレを求めて訪れたのですが、残念ながら
見つけることはできませんでした!
それでも、期待していなかった珍しいスミレに出会えて、ワクワクドキドキの一日でした!
このスミレ、ヒカゲスミレの血を引いているように見えますが、ヒカゲにはない濃いピンク色が鮮やかな美しいスミレ、
何かと雑種でしょうか?
ヒカゲスミレ✕?? ヒトツバエゾスミレ
※ ↑ ↑ 雑種を期待しましたが、どうやらヒトツバエゾスミレの紅花タイプのようです。
髭さん、Mさんからご指摘いただきました。ありがとうございましたm(_ _)m
丁度良い時期だったようで、濃淡様々なたくさんのヒトツバエゾスミレに出会うことができました。
ヒトツバエゾスミレ
ヒトツバエゾスミレ
ヒトツバエゾスミレ
花弁がちぎれていますが、 ↓ これも珍しいスミレではないでしょうか?
エイザンスミレのような花色、l葉はエゾアオイスミレのような淡い緑色で毛がありました。
近くには、アカネスミレがいましたので、ウスアカネスミレも疑いましたが、自信なしです。
??
アカネスミレ
この山のフモトスミレは美しい斑入りが多く、葉だけでも見応えありですね!
至る所にに咲き乱れているので、有り難みが少々薄れますが、本当に綺麗なスミレです。
山頂に着くと、まさにアカヤシオが満開の状態で待っていてくれました。
鳴神山には何度も登っているのですが、タイミングよくアカヤシオの満開に遭遇したのは初めてかもしれません。
そういえば、駐車場で「咲いてますかね…?」と声を掛けられ、「エッ、何がですか…?」とトンチンカン返事をし、
怪訝な顔をされたことを思い出しました。
それもそのはず、この時期に鳴神山を目指す登山者の多くはアカヤシオ狙いだったことを改めて感じた次第です^^;
山全体の花つきはイマイチでしたが、山頂付近はとても美しく登った甲斐がありました。
下りでは、白いヒトツバエゾスミレに出会いました。
これまで出会った中で、一番の“白”です。
全部で4株も…これくらい白ければ、ナルカミスミレと呼んでもいいでしょうかねぇ~~^^;
ナルカミスミレ?
ナルカミスミレ、周辺にはまだ蕾もあります。
登山道沿いにはたくさんのヒガゲスミレがありますが、花付きは今ひとつで葉だけが目立ちます。
最初に登場した濃いピンクのスミレとやはりお顔立ちが似てますね~
ヒカゲスミレ
初見のミドリニリンソウにもあえてご機嫌です^^
ミドリニリンソウ
そして、沢沿いの道にはトウゴクサバノオがいっぱい!!
本当に可愛いですね~
トウゴクサバノオ
この日は夫と二人で出かけたので、ひとりで留守番の老犬のことが気がかりです。
午後4時には自宅着を心がけているので、のんびりできず、相変わらず急ぎ足で下山しました。
それが鳴神山でした。同じ道を歩いていたようです。
謎のスミレも見ています。
てばまるさんのベニヒカゲスミレも当(的)を得ています。
アケボノ×ヒカゲの意見もあります。
でも、どうしてあの紅色が出るのか、疑問が残っています。昨年も発現していましたよ。
ナルカミなるスミレも、4、5株発生していましたが(多分同じ場所と思います。)、距はほんの微かに紅色の斑点を帯びていました。私もナルカミとしたいのですが、なにせ本物を見ていないので???が続きます。水を差すようですいません。
別の場所で距まで白いものを18日に1株見られた方がいましたが、私が行った23日には萎れていました。
なるほどね^^;
でも、葉の雰囲気がヒカゲスミレとは違って微毛がないのです。
どちらかといえば、ヒトツバエゾスミレのような光沢のある葉でした。
植物に詳しいある方からのメールで、やはり雑種の可能性が高いと連絡を頂きました。ウフフ
これといった決め手とな画像がないのが苦しいところですが…
朝、開きかけだったので、帰りも同じ道でくだり、しっかり撮影するつもりでいたのですが、あまりに急ぎ足で下ったもので、つい見逃してしまったようでした。
アケボノスミレ、ヒトツバエゾスミレ、いずれかとハーフだとすると、とても珍しいですよね~^^ ドキドキ
ナルカミスミレ(モドキ)は確かに距は僅かに赤味を帯びていました。ちょっぴり残念です。
スミレを細かく分けることに反対のアッシは
画像の1枚目はヒトツバエゾスミレですね。
ナルカミスミレはこれで問題ないと思いますよ。
橋本 保先生がまだ存命の頃に
この程度のものはナルカミスミレとして問題ない、という
御墨付きをもらったことがあります。
私はナルカミスミレもヒトツバエゾスミレに含めるべきだとの見解なので、山と渓谷社の「山に咲く花」ではヒトツバエゾスミレで出しましたが
この写真は橋本先生がナルカミスミレと同定したものです。
ご無沙汰いたしております。
一枚目はヒトツバエゾスミレでしたか^^;
こんな濃い色のは初めてだったので、何かと交じり合ったのかと考えてしまいました^^;
っていうか、だったらいいな、みたいな妄想ですが…
数人の方からも貴重なご意見を頂いていますので、来年にでも再訪して改めてじっくり観察してみようと思います。
それにしても、ナルカミスミレの件は、とってもとっても嬉しいです
髭さんのお墨付きをいただけるなんて、もうなんと言っていいか、バンザ~~イしたい気分です。
ありがとうございました。
髭さん、ナルカミスミレの件は、私としても嬉しいです。
長年の???が融ける想いです。ありがとうございました。
fu-coさん、画像を比べてみましたら、やはり同じ個体のようです。お互い、嬉しい髭さんでしたね。感謝です。
fu-coさん、混乱させてすいませんでした。
ね^^
>fu-coさん、混乱させてすいませんでした。
いえいえ、色々なご意見を聞かせていただけるのはとても勉強になりますよ~~
これからもヨロシクです^^/
毎年、fu-coさんの鳴神行きを見て、来年こそはと今年も予定表には入っていたのですが、行けませんでした。また、こちらで楽しませて頂きます。
また来年の予定表には入れておきます。
あちこちへ忙しく動きまわるやまそだちさんですから、予定通りに進まないこともありますよね~
来年は是非お出かけくださいね!