一緒に山歩きや花探索を楽しんでいた夫が8月27日に天国に召されました。
8月4日にがんの告知を受けて、わずか23日間の短い入院で帰らぬ人になってしまうなんて誰が想像できるでしょう。
進行がんとはいえ、あまりに早すぎる死に、私たち家族は現実を受け止められずにいます。
コロナ禍で思うように面会できないもどかしさ、どんなに寂しく苦しかったかと想像するだけで胸がつぶれそうです。
入院当初はビデオ通話もできたし、3階の部屋から外に向かって手を振る夫と車道越しに立つ私と
スマホで通話することもできましたが、それも徐々にベッドから立ち上がることができなくなりました。
ずっと近くにいたかった・・・・
告知のあと、一縷の望みを託して15日に築地の国立がんセンターでセカンドオピニオンの診察をうけました。
が・・・結果は同じで、すでに腹水がたまっているのでかなり厳しい病状とのこと、
国立がんセンターでの抗がん剤治療は通院のみ、
築地は遠すぎて自力での歩行が難しかった夫は諦めるしかありませんでした。
~ ~
7月中旬までは健康な人と同じように生活していました。
6月20日は福島方面で花散策、夜は尾瀬御池で車中泊し21日は燧ケ岳山麓を20kmも歩いています。
この時は、チシマウスバスミレをたくさん探してくれました。
6月30日も元気に富士山麓を歩いていますし、
7月24日は私の誘いに乗って富士山麓でベニシュスランなどをたくさん探してくれました。
7月中旬ごろから何となく食が細くなりましたが、24日は気分が良いというので私の願いを聞いて
本人が運転して静岡~山梨方面を回ってくれたのでした。
この花探索が最後になりました。
1月には人間ドックで異常なし、
7月26日の胃カメラの検査では胃炎との診断、癌ではないことに一安心したのですが
検査では見落とされる個所に癌が潜んでいたとは…
少し元気がないのはコロナ禍で身体が訛っているせいだと思っていました。
8月にはゆっくり歩きで白馬岳に登り、下りは白馬鑓温泉に泊まることを計画していましたが、そのためには
少しトレーニングしなきゃね!などと言っていた矢先です。
その8月がまさかこのような事態になろうとは信じられません。
~ ~
そこに居て当たり前だと思っていた夫、よく空気のような存在といいますが当たり前すぎて有難みを忘れていました。
初めて感じる例えようなない悲しみ、虚しさ、苦しみ、後悔、
どのように表現しても足りないくらい夫を頼りにしていた自分自身に今さながら驚いています。
悲しみは癒えないけれど、泣いてばかりもいられません。
~ ~
直前まで自然を楽しむことができたことは、
ある意味幸せだったかもしれないと考えるようにしています。
葬儀はデルフィニュームの青を基調に自然に近い花祭壇にしました。
コロナ禍なので人数を制限した小さなお葬式でしたが、夫は喜んでくれているでしょうか!
花の写真ばかりで二人で撮った写真は少ないです。
~~~~~~~~
あっという間に旅立った夫、まだ夢の中にいるようで現実味がありません。
悲しんでばかりいるより、元気に動き回っている方が夫は喜んでくれると信じています。
これからも山歩き、花散策をしながら夫のことを偲んでいくことでしょう。
優しかった夫に心からありがとう!!
感謝しています。
このたびはあまりにも突然のことで、まだ気持ちの整理がつかないかと拝察します。パートナーと山歩き、花めぐりされていて、いつもうらやましく拝見していました。
落ち着かれたら、山も花も待っていますので、ぜひまた足を向けてみてください。
悲しみが癒えることはありませんが、少しずつでも気持ちの整理ができればと願っています。
ご主人様お亡くなりになったとの事で、大変驚いています。
心からお悔やみ申し上げます。
落ち着かれましたら、山歩き、花探索をまた再開されることをお待ちしています。
想像していた以上に夫に依存していたようです。
夫も私が元気でいることことを望んでいると思いますので、近いうちに山歩きや花散策を再開したいと考えています。
自分と同じ年齢と聞いていたので、他人ごとではありません。
謹んでお悔やみ申し上げます。合掌
長野(ラン観察)、群馬(スミレ観察)でお会いしましたが、とても物静かで紳士的な方でした。
北岳などの2ショトは良い想い出ですね。
直前まで元気だっただけに未だに信じられませんが、現実を受け止めて前に進みたいと考えています。
来春の花の季節が待ち遠しいですね!
大変遅くなり申し訳ございません。
ご主人様のご冥福をお祈りいたします
かげろうの相棒は癌治療中ですが、悪いところは一応、全部取っております。
機会がありましたら、島根県川本町へお出かけください。地元をご案内いたします。
かげろうさんのご主人さまも闘病中なのですね!
でも、早期に発見できたようで羨ましいです。
連れ合いを亡くすことは本当に辛く悲しいものです。ご主人様を大切になさってくださいね!
そろそろ川本町にはイズモコバイモが咲き始めますね、いつか可愛い花に会いに伺いたいと思います。
こういうときに偶然と言うのも変なのですが、ほぼ同じくらいの昨年9月上旬にわたしの父親も他界しました。趣味に明け暮れた晩年でした。
まだ少し寂しさが続くとは思いますが少しずつ気持ちを切り替えて故人の分まで楽しむことが供養になるかと思いますので花の季節にはお出かけください。
お父様が他界なさったとのこと、身内の不幸は本当にか悲しいですよね、心よりお悔み申し上げます。
私の方も七か月が過ぎましたが、ほんとうに寂しいものです。
でも、春の訪れとともに私自身の気持ちが明るくなってきました。
花散策にも出かけていますよ^^;;
またどこかでお会いできるかもしれません。
よろしくお願いいたします。