宿泊先から高知県の目的地までは、地図でみるとそれほどの距離はないように見えますが
ナビが教えてくれた道は国道とは名ばかりで、林道のように細くクネクネとしたカーブ続き、
スピードを上げることができません。
対向車が来ませんようにと祈るような気持ちでハンドルを握っていた矢先、
工事用の重機を積んだトラックとにらめっこ・・
あらあら、どうしましょ??大型車はバックできそうにないので、こちらが移動する必要があります。
車から降りて「どこか離合できそうな場所ありますか?」と尋ね、
運転手さんの指導のもと、ゆるゆるとバックしながら少し広めの場所に移動。
何とかすれ違うことができました。ホッ!! 冷やせもの緊張の連続でした。
さて、
高知に行く前にちょっと寄り道した場所があります。
そこには、コミヤマスミレがたくさん咲いていました。
最近はあまり出会う機会がなかっただけに嬉しくて撮りまくりです^^
・コミヤマスミレ
斑入りはは一段と美しい!!
イワギリソウがありそうな岸壁を見つけると、じっと目を凝らします。
花の時期には少し間があるので、せめて葉だけでも撮っておこうと必死で探します。
ありました!!イワギリソウです。
思ったとおりまだ少し早すぎたようですね!
この苔むした岩場が一面紫色に染まるのを見てみたいです。
こちらは、多分移植したものと思われますが、間近で見ることができてラッキーでした!!
綺麗な花です。
昨日登った山でシコクナベワリが見られたようですが急いでいたこともあり、目に入りませんでした。
まさか、ここで出会うとは夢にも思ってなかったので、嬉しさ倍増です!!
・シコクナベワリ
花は奥ゆかしくうつむいているので、ちょっとだけ葉の上に乗っていただきました。
シコクナベワリは2012年にナベワリから独立し新種として発表されたものだそうです。
ナベワリの花被片は一枚が大きいのに対し、ほぼ同じ大きさで先端が尖っているのが特徴とのこと。
私は本家のナベワリも未見なので、シコクナベワリに出会えたことに感謝感謝です。
高知県の蛇紋岩地で珍しい植物が咲くというのでやってきました。
この場所にたどり着くまで、苦労がありました。
冒頭で記したように道選びに失敗した上、現地に近づくと、
より細い山道に入り込んでUターンしてみたり、よくわからないまま道路わきの駐車スペースに車を停めて
身支度して歩き始めてみたりしたのですが、どうも様子が違うので心配になりました。
運良く地元の人らしき車が通ったので、その方にお尋ねしてみました。
どうやら、下りすぎたようでしたので戻りながら地図を確認。
ようやく本来の場所にたどり着くことができました。
苦労の甲斐あってここでは魅力的な花たちに出会うことができました。
私にとっては、すべて初見です。
・ シライトソウ
アズマシライトソウは出会ったことがありますが、シライトソウは初めてです。
咲き始めでポツポツでしたが、かなりの数を見ることができました。
春に咲くから「春寿菊」と書くようです。
ミヤマヨメナの変種で主に蛇紋岩地に自生するようです。
ここでの一番の目的はカザグルマです。
北海道を除く各地に自生地があるようですが、場所の特定は難しくこれまでに出会ったことがありませんでした。
藪の中ですが、あっちにもこっちにも、、、宝探し状態です。
色や形にも変化があり細めの花弁、太めの花弁、淡い紫色もありました。
初めての出会いはワクワクドキドキ気分が高揚します!!
園芸種のクレマチスと違って自生はいいですね~~
こんな豪華な花が自然の中で咲いていることが不思議です。
コツクバネウツギは本当に小さくて、ウグイスカグラ位かな…
・ヒロハドウダンツツジ
当初の予定では、牧野富太郎博士ゆかりの横倉山に登る予定でしたが、ペースがユルユルの私たちには無理と判断して
ここだけにしたのですが、これは大正解でした。
またたく間に時間が過ぎてゆき、ピックアップしていた場所も諦めざると得ませんでしたが、
後悔はありません。
山には登りませんが、横倉山の登山口を経由して今日のお宿へ向かいました。
次は何処にお出かけでしょうか・・・
以前から滞りがちだったのですが、近頃、gooのblog編集画面が変わり、使い勝手が非常に悪くなったため益々更新する意欲がなくなりました(泣))
そろそろ潮時かもしれませんね!
体力的にも厳しい状況ですが北アの夏山の計画に向けて頑張りまっす!!