TamonTokyo - 多聞 ブログ

少年サッカーから私立中学受験、そして中高一貫校の生活などを書いていきます。

偏差値低下と合格確率のシミュレーション - 偏差値変動の意味

2008-11-22 | 駆け込み受験・中学受験

偏差値が落ちたり上がったりは世の常です。これを乗り切るのにメンタル面でのケアは不可欠でしょうが、併願パタンの見直しが要るのか?要らないのか?データとして欲しくなり、偏差値の判定パーセントが合格確率になると仮定した場合の、合格期待値変動をシミュレーションしてみました。

想定実力AとBは同じ併願校としています。相対的な実力(ここでは偏差値)がAからBに下がった時合格確率が減っていくわけですが、その影響を合不合の80%、50%、20%の判定から試算してみたのがこの表です。実力Aを保てていれば、比較的強気な受験である逆L字で受けてもけっこう高い確率でひとつは合格が取れそうだと分かります。

一方Bに下がったと想定すると、2日夜には4割程度の確率でまだ合格が取れていないという状況を迎えそうなことも見えてきます。そこで、2日の受験校を2校出願しておりて、15%の学校から65%の学校に切り替えると、85%と結構よい合格確率が期待できることが分かります。

1校の組み換えでかなり変わるので、よくお子さんと話して納得するようなら、ダブル出願で切り替えを最初から想定しておく手もあるなと実感できました。また、2日夜に合格ゼロだったとしても3日以降にけっこう高い比率で合格の期待値があることも分かります。困難な状況でもめげずにがんばろう、やり遂げようと、事前から想定し励ましておくと、いいかもしれません。なお、この表データをGoogle Spreadsheetっでみなさんも閲覧し、Excelデータとしてエキスポートできるようにしてみました。 http://spreadsheets.google.com/ccc?key=pgwHQl3mR8YQAQB9o_gwwYg

 よかったら、閲覧もしくは、ダウンロードして手元のExcelで再加工して見るとかされると数字が腑に落ちてくると思います。

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