TamonTokyo - 多聞 ブログ

少年サッカーから私立中学受験、そして中高一貫校の生活などを書いていきます。

公立狙いでも、私立入試級の算数を勉強する意義

2009-12-04 | 駆け込み受験・中学受験
公立中高一貫狙いの方からコメントいただき 改めて、私立中学入試問題級の算数を勉強する意義を考え直しました。

私の場合、自信が算数が好きで地元に通える私立中学も無く、都会がうらやましかったという原体験があり、今の小学校の算数教育へ物足りないと考えているので、

少しでも興味があったら是非、私立入試問題級の算数の勉強はやるべき

そう思います。今は学校で習う算数がやさしくなっており、もっとレベルが高い問題、解き方が最初は見当もつかないような問題に食らいつき、それで解けるようになったときの喜びを覚えておく意義は大きいと思うわけです。

また、コメントされている通り、算数の入試問題は実はSPI2とかの就職選考試験でも出される内容と一部かぶります。また、コンサルティング会社や外資で問われると一部で話題のフェルミ推定の問題にも通じるところがあります。

日本の各トイレ内に在庫されているトイレットペーパーの数は全部で何ロールぐらいか?

とか誰も正確な答えを知らないような問題をだされて、ある程度見当をつけられる数のセンスがあるか問われるのです。
就職試験で出るからやっといたほうがいいという程度の問題ではなく、実社会で役立つ数の感覚関係してくると思います。


公立中学の「受検」対策としてはやりすぎというか、ちょっと違うところがあるわけですが、私立の算数の方がむしろ基礎的な問題であり、一通りおさえておけばより有利になるとも思います。

息子の場合、算数的な問題は楽に解けたようです。