私立と公立の第一志望に合格できたからの結果論かもしれませんが、納得いくまで時間をかけて話し合い、12月過ぎに第一志望校を決めてよかったつくづく思います。家族みんなで納得した学校だったから、一所懸命にがんばれ、合格・不合格、どんな結果も受け止められる(はず)という自信を持てました。
世間は第一志望目指して過去問の点数とかを語っている時期ですが、駆け込みだったので、まだ全範囲が終わっていませんでした。一通り習ってはいても、定着には程遠い状況で、まだ過去問題の点数で一喜一憂する時期では無いと判断して堪えたのがよかったと思います。
公立中高一貫のほうは早くから母親主導で決定事項として対策が進んでいました。その見返りというか、私立の第一志望は、私の意見をより多く取り入れ、ナタクンと私とでぎりぎりまで話し合い、二転三転しながら決めました。反省:子供の第一志望は丸呑みすべし というエントリーを書いた11/23では、学園祭での雰囲気、学校の校庭、とかから人工芝の校庭がまぶしい学校で決めようとしていました。 結局通うのは子供本人だから、そのまま、聞いて上げねばと自戒していたのです。しかし、いろいろな材料を出して話し合いを続けた結果、翌日、 第一志望校、今度は息子本人が考え中へ と変わります。
私が考えを変えさせたという側面もありますけど、後々後悔しない、そして一番行きたい学校を目指そうという励ましで、勇気を持てたのかもしれません。
この迷走にナタクンには、うちこそ、右往左往の中学受験だよね、などと言われてました。
今振り返ると、絶対的な行きたい学校を持たず、どの程度の学力にまで2月1日になれるか手探りにまま来たので、悩んで当然だったと思います。世間は受験勉強総仕上げでしょうけど、我が家ではまだ、7割5分の進捗であり、あと2ヶ月あれば、まだまだ学力を仕上げられると踏んでいました。その一方で、父親の私は、ナタクンの算数が本当に最後に伸びるのか疑問も持っていました。この疑問が消えたのは、一月末のぎりぎりでした。
志望校選択に話を戻すと、以下のようなポイントを中心に徹底的に話し合いました。
この後私は、親の勘が当たったとかいう記事を書いています。今思うと、他の意味でも、最初の親の勘は重要なようです。
子供が決めた第一志望とはいっても、親が見せて気に入らせたという側面があり、どうしても親の勘の第一志望へ誘導しがちです。
そして、結果として親の勘の第一志望を実現できるか?もしくは無謀すぎて迷走させてしまうか?はたまた、もっと上に行けたのに伸びが止まってしまうか?とか結果に大きな影響を与えます。
実は思ったより、厳しかったとか伸びてくれたとかいうことが、受験の準備期間には起きるものです。どうしても譲れない第一志望が無い場合は、残り2ヶ月とかぎりぎりまで第一志望の最終決定を延ばすのも一つのいい手だったと、自画自賛しています。
受験が終わってみると、「納得できる志望校に合格できたか?」が満足度を大きく左右します。偏差値が届いているからとかいう理由だけで決めると受かっても戸惑うばかりでしょうし、最初の希望を貫徹するのはいいけど、無謀な挑戦で貴重なチャンスを無駄にしても悔いが残るでしょう。
どう受かるかも大事だけど、どこを目指すかはもっと大事なのだと痛感した中学受験でした。
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中学受験で役立ったこと
世間は第一志望目指して過去問の点数とかを語っている時期ですが、駆け込みだったので、まだ全範囲が終わっていませんでした。一通り習ってはいても、定着には程遠い状況で、まだ過去問題の点数で一喜一憂する時期では無いと判断して堪えたのがよかったと思います。
公立中高一貫のほうは早くから母親主導で決定事項として対策が進んでいました。その見返りというか、私立の第一志望は、私の意見をより多く取り入れ、ナタクンと私とでぎりぎりまで話し合い、二転三転しながら決めました。反省:子供の第一志望は丸呑みすべし というエントリーを書いた11/23では、学園祭での雰囲気、学校の校庭、とかから人工芝の校庭がまぶしい学校で決めようとしていました。 結局通うのは子供本人だから、そのまま、聞いて上げねばと自戒していたのです。しかし、いろいろな材料を出して話し合いを続けた結果、翌日、 第一志望校、今度は息子本人が考え中へ と変わります。
私が考えを変えさせたという側面もありますけど、後々後悔しない、そして一番行きたい学校を目指そうという励ましで、勇気を持てたのかもしれません。
この迷走にナタクンには、うちこそ、右往左往の中学受験だよね、などと言われてました。
今振り返ると、絶対的な行きたい学校を持たず、どの程度の学力にまで2月1日になれるか手探りにまま来たので、悩んで当然だったと思います。世間は受験勉強総仕上げでしょうけど、我が家ではまだ、7割5分の進捗であり、あと2ヶ月あれば、まだまだ学力を仕上げられると踏んでいました。その一方で、父親の私は、ナタクンの算数が本当に最後に伸びるのか疑問も持っていました。この疑問が消えたのは、一月末のぎりぎりでした。
志望校選択に話を戻すと、以下のようなポイントを中心に徹底的に話し合いました。
- 自分の合不合偏差値と50%合格確率からの乖離度合い。
- 試験問題算数の問題レベルと相性(途中式必要度など)
- 社会で要求される知識の細かさ(できれば、おおざっぱな仕上げで終わらせたい)
- 国語や社会での記述問題で、中高一貫対策の記述対策が生かせるか?
- 相性と追い込みを勘案した、合格確率予想とそのリスクをとれるか?
- 公立中高一貫受験で2月3日受験不能で困らないか?
- 大学進学実績での分布で、ねらい目と思っている一橋・東工大クラスや早慶クラスの実績がいいか?東大偏重過ぎないか?
- サッカー部の練習負担度
- 共学を選ばなくていいか?(高校生になるとかなり高い比率で後悔すること)
- 帰国子女組みと混じることの意味合い、女子が目立つ学校に男子が行く意味合い
- 過去問題を解いてみての、ナタクンの問題の好み度合い(苦手だと思う問題が出る学校はなるべく避ける)
この後私は、親の勘が当たったとかいう記事を書いています。今思うと、他の意味でも、最初の親の勘は重要なようです。
子供が決めた第一志望とはいっても、親が見せて気に入らせたという側面があり、どうしても親の勘の第一志望へ誘導しがちです。
そして、結果として親の勘の第一志望を実現できるか?もしくは無謀すぎて迷走させてしまうか?はたまた、もっと上に行けたのに伸びが止まってしまうか?とか結果に大きな影響を与えます。
実は思ったより、厳しかったとか伸びてくれたとかいうことが、受験の準備期間には起きるものです。どうしても譲れない第一志望が無い場合は、残り2ヶ月とかぎりぎりまで第一志望の最終決定を延ばすのも一つのいい手だったと、自画自賛しています。
受験が終わってみると、「納得できる志望校に合格できたか?」が満足度を大きく左右します。偏差値が届いているからとかいう理由だけで決めると受かっても戸惑うばかりでしょうし、最初の希望を貫徹するのはいいけど、無謀な挑戦で貴重なチャンスを無駄にしても悔いが残るでしょう。
どう受かるかも大事だけど、どこを目指すかはもっと大事なのだと痛感した中学受験でした。

中学受験で役立ったこと