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TamonTokyo - 多聞 ブログ

少年サッカーから私立中学受験、そして中高一貫校の生活などを書いていきます。

強豪との試合にびっくり、幸せなサッカー中学生生活を考える

2008-12-03 | サッカー少年のための中学受験
ナタクンは諸事情でしばらくサッカーを休んでいるんですが、辞めたわけではないので連絡はいただきます。今日はその通知でビビリました。
全国レベルの強豪チームと対戦するというのです。6年生は、中学生年代のジュニアユースチームの試合にも呼ばれたりすることがあるんですが、U-13 という中学一年以下の年代のU-13 ユース杯(旧ナイキ杯)で東京3次リーグにまで進出。東京都32強に入れたおかげで、シードされていた強豪との対戦がかなったわけです。

このユース杯は、全国につながるだけでなく、優勝チームは世界大会に参加できる、高校生以下のレベルではある意味最大の大会です。国立競技場を目指すとかいうスケールではありません。チームメンバーの掲示板で流し読みしていたのですが、これはすごいことだと今更事情が分かりました。

中学の中体連のチームも、一部参加していますが、勝ち抜いたのは暁星とかえつ有明だけ、という状況で、3次リーグは、クラブチーム30と中体連2チームで上を争う図式です。私立中学では強い、多摩大目黒、攻玉社、成城中は全敗。高輪中は勝ち点1をとったのみでした。
中学の部活では1年生で公式戦の機会があるだけ恵まれていると考えるべきでしょう。多くの中学チームはこのU-13 ユース杯に不参加なのですから。

■ほどほどのサッカーとしっかりと勉強という選択肢を考える
ナタクンの第一志望は、実は、クラブチームに進んでサッカーをしっかりやるでした。でも、そんなどっぷりはまったら勉強できないでしょ、と説得され、緑の人工芝がまぶしい中学があるよという声で中学でサッカーをやる気になっています。
そこそこの活動日数なので、負担は重くはなさそうですが、部員数が多いとかで思うような活動はできないかもということが見えてきました。

そこと比べると少なめの人数で思いっきりサッカーに打ち込むクラブチームのサッカー生活は大いに魅力的です。でも、土曜日の公式戦が続くので、中高一貫校に所属しながらクラブチームでの活動はかなり困難さが伴うことが実感できました。
それこそ、暁星やかえつ有明のような例外的な学校でないとしっかりサッカーに打ち込むのは難しそうです。

チームメイトが、そんな恵まれたサッカー環境におかれ、進もうとしている今、ナタクンにとって何が一番いいのか少し困ってしまいます。サッカーに打ち込んでも、それなりに勉強もこなしていけば、そこそこの大学に進学できて、幸せなサラリーマン生活を送ることも十分可能なのに、その可能性を狭めていいのかと。

勉強を本業として、スポーツも従としてやるという姿勢を勧め、受け入れてくれたわけなので、今はこの路線を極めて高いレベルで両方をやり遂げられるような環境を勝ち取ってくれることを期待しています。

そして、これからの生活でいろいろなことが起きるでしょうけど、いざとなったら園児から8年間続けてきたくクラブチームという「まだ僕には帰れるところがあるんだ。」ということを支えにしてもらえればと思います。中には土曜日半分休みの中学もありますし。

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6年生の6月から始めた私立中学受験の中間報告

2008-08-28 | サッカー少年のための中学受験
■公立中高一貫志望から6年生の6月に、私立も志す

我が家の場合、もともと公立中高一貫を狙っていました。サッカーに習い事にとやりたいこと・やらせたいことがいろいろあり、塾通いは避けてきました。しかし、押さえにと思っていた選択制の地元の中学が実は思うようにならないとか分かってきてけっこうまずいかもとあせり、基礎学力がいまいちついていないことに気づいて、急遽私立も受けようということになりました。

公立中高一貫用に、基礎学習と作文に取り組んでいたおかげか、個別指導教室に入るかお試しのテストで、国語は偏差値60相当とまずまずの結果がでてこれならいけるかもという気になりました。

■夏休みが終わるにあたっての中間評価
公立中高一貫向けの教室とかサッカー合宿とかいろいろやりながらの夏休みでまだ算数があと一月弱分ほどやりのこしています。
ただ、旅人算などの特殊算をある程度やって、中堅校の算数にはある程度めどが立って、あとは場合わけと図形の残りという状況であるていどいけそうな感じがしています。

■最後に
結局のところ本人のやる気とがんばり次第ですが、ある程度はやる気がでてきたし、何より学力はついているのは確かなので、私立も受けるという選択は悪くは無かったと考えています。
そして、私も特に算数を思い出して一緒に勉強し、親子でがんばれたことはいい体験になっています。

家族ぐるみでがんばる受験というのは、これが最後でもう二度と来ません。残りの貴重な日々を悔いを残さないようにやり遂げるべく、意欲を燃やしています。

学校選びに役立つ中学偏差値を読む6つのポイント

2008-08-21 | サッカー少年のための中学受験
最近、中学以上大学未満というブログの偏差値分析を熟読しています。

進路を決めるのに、大学合格実績は気にされるデータですが、週刊誌で人気の東大合格者数やその他のさまざまな指標が記事になっていますが、その多くが実態を正しく表現していないのだなとよく分かります。

私の考えや理解を元に得たことを6つのポイントで紹介してみます。
  1. 進学者平均偏差値が入学者の質を表す:
    大学進学の成果を比べるにはその学年が入学した当時の進学者偏差値平均と比べる必要がある
  2. 難しい学校ほど実績があるとは限らない:
    進学者偏差値と大学進学実績は概ね正の相関関係があり、難しい学校ほど成果が出ているが、個別に特定セグメントで分析すると横並びや逆転現象も起きている
  3. 東大進学率だけでなく、早慶や難関国立など複数の指標を見る:
    東大進学率は、トップクラスが他に流れることが少ないため分かりやすい指標ですが、中堅校以下では一部の突出して優秀な入学者が稼いでいる可能性があり要注意で、難関国立合格者数などと併用すべき。また、重複合格があるにしろ早慶などの指標は十分参考になる。
  4. 中学の難易レベルにあわせて、指標大学を変えるべき:
    東大進学率は、トップクラスが他に流れることが少ないため分かりやすい指標です。しかし、中堅校以下ではそもそも、分子と成る合格者が少ないので、個別の要因の影響が大きくまた、大多数の生徒とは別世界だったりもします。
    中学の難易レベルに合わせて指標大学を変えるほうがよさそうです。
  5. 指標は、偏差値35-50中学にはGMARCH中堅(50-60)には、早慶や難関国立
    ボリュームゾーンで成果が出ているか出てないかを気にするなら、レベルにあった大学で分析すべきでしょう。
    東大合格者率とはまた違うデータがありました。
  6. 四谷大塚は、「結果偏差値 7年間推移」などデータの宝庫:
    学校別の合否、進学・非進学のデータなど、とても参考になるデータがいっぱいあります。メニューに無くても検索から見つかったりするので、諦めずに検索してパソコンに保存しておきましょう。
    チャレンジ受験や押さえ、受験日を考えるのに、結局は個別対策次第だとはいえ、20%合格偏差値のレベルや分布の広さ・狭さ、辞退者の分布は参考になります。
    例えば御三家組みが流れるので難しいとされる、海城中学の3日目(PDF)、案外辞退者が多いので、それなりに分布が広く分散しています。滑り止めを確保してのチャレンジかとか考えるときのいい判断材料になりそうです。
これ以外にいいポイントとか、突っ込み、質問などお待ちしております。



勉強優先でサッカーもやれる中学を考える

2008-07-22 | サッカー少年のための中学受験
中学受験をするからには、進学実績がよい中学を選びたいものですが、サッカーを続けることを考えると、サッカー環境を考慮に入れる必要がでてきます。そこで、私の主観でサッカー環境と入りにくさを表にしてみました。
これに、自由⇔規律、自主⇔面倒見、という軸やら通学の負担とかいろいろ絡み考えることはいろいろあります。
とりあえず、新式人工芝をサッカー部でほぼ独占、高校の指導者はS級保持の大西先生、人数が学年10人程度らしい、とかで武蔵中学・高校は理想的に見えます。ただ、自由・自主系の校風で勉強してくれるか?という懸念はありますね。同じく新式人工芝で、大勢の部員にもまれる本郷、移動が大変そうな攻玉社、練習日が少ない世田谷、広さ・環境・頻度が中庸な海城とあって、親としては海城の方が理想的だったり。

とまあ、楽しい中学生生活を夢見て勉強に打ち込んでもらいたいと願っています。

※特にサッカーレベルなどは、あくまで私の主観によるものであり、また変わる可能性があります。なお、サッカーレベルは、FC東京、ヴェルディ、三菱養和などを1、それに続く強豪クラブを2として更にそれに続くレベルを3、その下にA、B、Cと続くと想定しています。
学校/クラブ 練習場広さ 練習場質 練習場近さ 練習頻度 人数 日能研R4偏差値 サッカーレベル
開成中学 広い
至近
多い 71 B
麻布中学

至近
多い 67 B
武蔵中学 広大・専用 新式人工芝 至近 週4 普通(約30) 63 A
海城中学 広い 至近 週3 多い 61 B
桐朋 広い
至近
多い 61 B
暁星中学 普通 人工芝 至近 週6と朝錬 特に多い(90) 60 3
本郷中学 広い 新式人工芝 至近 週3(高校5) 特に多い(94) 59 A
渋谷学園渋谷 狭い
近くと遠く
普通 59 C
学習院 広い 人工芝 至近

59 C
攻玉社中学 普通
遠い
多い 57 A


公立中高一貫風味の私立の問題を解いてみました

2008-07-10 | サッカー少年のための中学受験
公立中高一貫塾から、毎週宿題がでます。頭の体操ということで、クイズ風が続いていましたが、今回は私立の入試問題や公務員試験などからでした。

場合わけとか、記号の置き換えで、バリバリと問題を分解して、15種類の問題、回答数で40個ほどを解いてみましたが、なかには単純なだけに難しいというものもあります。本番では捨てるところでしょうが、今はまだ実力養成期なので、じっくりはまって考えるのもいいでしょう。

ただ、私立用の宿題も出ていて時間が無いので、考え方をずばずば教えないといけないかなと思っています。

校庭の広さで考える東京の中学選び

2008-07-05 | サッカー少年のための中学受験
サッカー少年の息子の中学選びでは校庭の広さも重要な基準となります。
校庭が狭いと、遠くの練習場まで移動とかいう負担が増えるケースもありますし、はたまた、交代で使うから練習日が少ないというケースもあります。(だから、文武両道でちょうどいいかもというケースもあります。)

ただ、広いとか狭いとかいう評判はそれぞれの主観によるものなので、絶対値がどうなのか気になり、Google Mapから比較をしてみることにしました。

狭いというより、庭が無い渋渋。練習は宮下公園フットサル場が中心の中学と登戸グラウンドがメインの高校ということで、移動負担が気にならなければ実は問題ないかもしれません。
攻玉社も中庭みたいな校庭しかなく、多摩川グランドとか、公共のグランドをはがきをいっぱい書いて申し込んで練習しているとか。それにしては、結構強いです。

九段中等は狭いと思っていましたが、都心だからこんなものかというレベル。ちなみに、尽性園という野球場とサッカー場にクラブハウスがあるという設備が、南武線矢野口駅から徒歩5分にあります。ただ、少人数で共学校ですし、練習環境は規模しいと公式サイトにも書かれていました。

狭いといわれる世田谷学園。ただ、面積としてはそれほど極端には狭くありません。野球部優先らしく、サッカー部は平日2日だけとか。中高生であふれる様が目に浮かびますが、これはこれで部活の負担は少ないとも思えます。
海城は新大久保が最寄という立地にしてはとても広いし、土のグラウンドの成城中学もよく見えます。そして、学校体験がサッカー練習体験という日学、結構広い都立武蔵に、私立武蔵、生徒が多いからこれくらい要るかもという気がする國學院久我山などあります。

人工芝化する本郷は、強豪のラグビー部と共用でその分練習日が手ごろです。余談ですがすぐとなりに、強豪サッカークラブ三菱養和巣鴨の人工芝グラウンドがあり、練習試合とかやれたらいいのになんて思います。

調べた中で別格だったのは都心近辺では、FC東京のボールパーソンも期待できる?東京大学付属が広大で、学習院はさらに上をいきます。郊外になるといろいろあるでしょうがとりあえず桐朋は広そうです。中学サッカー部は小学校のグラウンドで練習しているとかで、これくらい欲しい気がします。

6年生からの中学受験

2008-06-11 | サッカー少年のための中学受験
諸事情で、公立中高一貫に絞って、塾に行ってなかったのですが....。

漢字の書き取りの基礎がなって無いことに気づいて、家族会議をした結果、急遽私立も目指そうということになりました。小学六年生で「専門」「不思議」とかを間違って「点をつけたり口を余計に書いたり」とかいうところまでいかずに全く書けないのはまずいじゃないかと思ったわけです。 結局今の小学生は、極論すると、塾に通って受験する子が勉強する子で、そうじゃないこは勉強しない子として遊ぶ生活を送っています。塾に行かないことで後者のグループに入るわけで、いくら自主学習とか通信添削とかやっていても限界があるようです。

そういうことで急遽、大手個別指導教室に行くことにしました。今から集団指導塾に入っても講義に追いつけないということで割高なのは諦めます。志望校に合格するためにということから逆算してカリキュラムを組めるのは個別指導の良さでしょう。

志望校決めは大事 - プロジェクトは目標を立てるところから始まる
作文とかが中心の公立中高一貫を目指していたので、読書と作文中心とかだったのですが、私立向けの勉強も並立してやらせたいという私の意向から、私立の志望校を探し出しました。

憧れ:海城中学、目標:本郷中学、絶対受かるぞ:成城中学です。学力テストの偏差値では、どれにも届きませんが、これから伸びればどうにかなりそうなところとして目標としました。

三校とも山手線や大江戸線の駅近くという都心にありながら、サッカーの公式戦ができるくらいの広いグラウンドを持ち、文武両道という気風がある学校です。明治以来の伝統があり、海城は海軍、成城は陸軍の予備学校という似た成り立ちを持ちます。

サッカーを続けながらの中学生活を考えると、私立でクラブチームに所属するのは厳しく、部活でサッカーができる中学を探すのが合理的だと考えました。テスト問題の傾向とか調べてませんが、校風としては類似点があるようです。

個別指導教室に入るにあたって受けたテストで、国語は偏差値60というまあまあ、算数、理科、社会は通信添削でやってない範囲が出て手が出ないところがあって巻き返し要でした。


いずれにしろ、私立向けの受験勉強をしっかりやると決めたことはこれからの小学校生活、そして今後の人生に役立つ経験となってくれることでしょう。
プロジェクトなのでうまくいかないことはもちろんありますが、リカバリプランを立てつつ、一番の難敵である女房を説き伏せ目標へと進んでもらえればと思います。