高校受験専門塾だから、中学受験志向を落ち着かせて高校受験に振り向けたいのでしょうけど.... 検証 通うに値するのか? 都市大付属 の 分析は、見事に、東京農大一の分析と同じことの繰り返しでした。
立場を踏まえた宣伝のためのポジショントークとは分かってはいてもこの強弁は納得いきません。
そして、塾の公式サイトとあわせて読むとあちこち矛盾があることに気づいたので、私の感じた問題を書き表してみることにしました。感情が先走って、至らぬ表現や誤解があるかもしれませんが、そこは、指摘いただけたら再考し、謹んで訂正させていただければと存じます。
それについけても、データから意味を取る洞察力というのは非常に大事なことだとというが私の信条です。本気でそういう洞察をされたのか、はたまた、ポジショントークを貫かれているのか、ここは、大胆な投稿で本音を窺いたいと想いました。
■難関国立現役合格率を中学の指標と考える問題
野人博士の格付けは、難関国立大学への現役合格者比率で出されています。この指標で測ると、慶応義塾付属といった難関国立大学への進学を考慮しない学校は、
という扱いになってしまいます。
ちなみに、都市大付属(旧 武蔵工大付属)は、進学校化と中高一貫校化でここ数年人気を集めた学校で、私の知る限り、中高一貫生の卒業はまだありません。また、完全中高一貫化を予定して高校入試は廃止の予定です。
そういう学校の紹介で、
という東農大一と同じ書き出しから、
と結論付けられるあたり、この現象を不思議と思う、野人博士の洞察力を疑う記事になっています。進学校という意識はあまりなく入って卒業された皆さんや、先生方に非常に失礼かつ的外れな分析だと思います。
■ 【難関高校(駿台模試偏差値50~59)】 という
とても甘い塾の難関の定義
一方、 大泉英数研究室 の進学実績績 ページでは、とても辛口なブログとはうって変わって、甘い 「難関高校」の定義がされていました。「駿台模試 50以上」というものです。(駿台模試偏差値60以上 は最難関)
駿台偏差値50以上ということで、
最難関高校には、中学に対しては、
と切り捨てられた、豊島岡女子学園高校 のほか、私が知る限りほとんど国立大学に卒業生が進まない、早稲田学院も含まれます。
と大書された、分子は、 「難関高校に合格した卒業生徒数」であり、そこに中学の価値を認めない高校が列記されているというは、非常に不思議です。
そして、ブログではトップ公立高校を推奨されているのに、過去7年間の合格実績で
という結果を不思議に思いました。指標にされている、都立西や日比谷に大量に送り込まれているが故のポジショントークと思っていたのに、非常にがっかりしました。むしろ、慶應、早稲田、ICU、立教、専修、日大、成蹊の付属が目立ち、都立高校はあまり目立ちません。
都立高校トップに7年間で2名という実績を拝見するに、都立トップ校への道は想像する以上に厳しいものなのじゃないかと感じてきました。
結局、学問に近道はなく、高校受験もそれなりに厳しそうというのが塾の実績を拝見すると分かったのですが、それと比べて、ブログでの私立中学への厳しい言葉のギャップの方が不思議です。
いずれにしろ、数日、高校受験から難関国立大学への何かすごい近道があるのじゃないかと漠然とした期待を持ってしまった自分に、少し幻滅と反省を覚えています。
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立場を踏まえた宣伝のためのポジショントークとは分かってはいてもこの強弁は納得いきません。
そして、塾の公式サイトとあわせて読むとあちこち矛盾があることに気づいたので、私の感じた問題を書き表してみることにしました。感情が先走って、至らぬ表現や誤解があるかもしれませんが、そこは、指摘いただけたら再考し、謹んで訂正させていただければと存じます。
それについけても、データから意味を取る洞察力というのは非常に大事なことだとというが私の信条です。本気でそういう洞察をされたのか、はたまた、ポジショントークを貫かれているのか、ここは、大胆な投稿で本音を窺いたいと想いました。
■難関国立現役合格率を中学の指標と考える問題
野人博士の格付けは、難関国立大学への現役合格者比率で出されています。この指標で測ると、慶応義塾付属といった難関国立大学への進学を考慮しない学校は、
X ・・・考慮の意味なし。中学受験の勉強を何もせずに
公立中学に入学した生徒達の大学受験結果と大差ない
ということを肝に銘じるべき。
公立中学に入学した生徒達の大学受験結果と大差ない
ということを肝に銘じるべき。
という扱いになってしまいます。
ちなみに、都市大付属(旧 武蔵工大付属)は、進学校化と中高一貫校化でここ数年人気を集めた学校で、私の知る限り、中高一貫生の卒業はまだありません。また、完全中高一貫化を予定して高校入試は廃止の予定です。
そういう学校の紹介で、
都市大付属中の偏差値は日能研で58、都市大付属高の偏差値は駿台で44です。
という東農大一と同じ書き出しから、
中学入試の偏差値より高校入試の偏差値の方
がかなり低い学校がありますが、このような私立
中学は何のために存在しているのか不思議にな
ります。
がかなり低い学校がありますが、このような私立
中学は何のために存在しているのか不思議にな
ります。
と結論付けられるあたり、この現象を不思議と思う、野人博士の洞察力を疑う記事になっています。進学校という意識はあまりなく入って卒業された皆さんや、先生方に非常に失礼かつ的外れな分析だと思います。
■ 【難関高校(駿台模試偏差値50~59)】 という
とても甘い塾の難関の定義
一方、 大泉英数研究室 の進学実績績 ページでは、とても辛口なブログとはうって変わって、甘い 「難関高校」の定義がされていました。「駿台模試 50以上」というものです。(駿台模試偏差値60以上 は最難関)
駿台偏差値50以上ということで、
成蹊高校 1名
日本大学第二高校 1名
といった実績もカウントされています。日本大学第二高校 1名
最難関高校には、中学に対しては、
E ・・・高額な学費を払って中学から通う価値はないと言って過言ではない。公立中学に行ってトップ公立高校かランクD以上の私国立高校を目指すべき。
と切り捨てられた、豊島岡女子学園高校 のほか、私が知る限りほとんど国立大学に卒業生が進まない、早稲田学院も含まれます。
卒業生の約3/4が難関高校に合格!
と大書された、分子は、 「難関高校に合格した卒業生徒数」であり、そこに中学の価値を認めない高校が列記されているというは、非常に不思議です。
そして、ブログではトップ公立高校を推奨されているのに、過去7年間の合格実績で
都立日比谷高校 | 1名 |
都立国立高校 | 1名 |
という結果を不思議に思いました。指標にされている、都立西や日比谷に大量に送り込まれているが故のポジショントークと思っていたのに、非常にがっかりしました。むしろ、慶應、早稲田、ICU、立教、専修、日大、成蹊の付属が目立ち、都立高校はあまり目立ちません。
都立高校トップに7年間で2名という実績を拝見するに、都立トップ校への道は想像する以上に厳しいものなのじゃないかと感じてきました。
結局、学問に近道はなく、高校受験もそれなりに厳しそうというのが塾の実績を拝見すると分かったのですが、それと比べて、ブログでの私立中学への厳しい言葉のギャップの方が不思議です。
いずれにしろ、数日、高校受験から難関国立大学への何かすごい近道があるのじゃないかと漠然とした期待を持ってしまった自分に、少し幻滅と反省を覚えています。
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