はっきりいって香港にはお洒落でこぢんまりとしていて、手ごろな値段のホテルというのが少ないです。
「お洒落なホテル」というのは確かに存在します。
5星クラスのスーパーデラックスホテルというのはあらゆる意味で「お洒落」です。ただし、その分だけ高くなります。
では、「こぢんまりとしたホテルは?」といえば、こぢんまりしているだけなら沢山あります。
何せ狭い香港。場所の良さを取れば、値段を押さえる為に部屋数を増やす→どうしても狭くなってしまうという風になる訳です。じゃあ、こぢんまりとしているホテルがその狭さどおり安いか?といえばそうとも限りません。
逆に「手ごろな値段のホテル」というのも沢山あります。
ホテルとはとても言い難いけれど、重慶マンションの中のゲストハウスをはじめ、大陸の中国人客ご用達の2星&3星ホテルなどは間違いなく安いです。でも間違いなくひどい状態で、バックパッカーで全然平気という日本人を除いて、普通の日本人が満足ゆくレベルは維持できていません。
「お洒落」と「こぢんまり」と「手ごろな値段」という3つの相反するリクエストを満たすようなホテルはじゃあ、香港にあるのか?といわれたら、「それが実はあるんです。」と最近は言えるようになりました。
それが最近香港に登場してきた「ブティックホテル」と呼ばれるジャンルに相当するもので、お洒落でこぢんまりとしていて手ごろな値段な為、旅慣れた人を中心に人気があるようです。
そもそもこの「ブティックホテル」というのがいまいち良く分かりにくいのですが、ブティックホテル=デザイナー系こじゃれたホテルで部屋数が大きすぎないものと理解していただければ良いと思います。日本だとお洒落なラブホをなんとなくブティックホテルなどと呼んでいるケースも多いようですが、世界的にもあいまいではありますがブティックホテルというカテゴリー分けはありますので、上記の解釈で良いと思います。
さて、このたび香港に登場したブティックホテル「ランカイフォンホテル(LAN KWAI FONG HOTEL)」。
名前にランカイフォンと入っているくせに、場所はほとんど上環というちょっと地理的にはやられた感があるのですが、昔ながらの飲茶のスタイルを提供してくれている「蓮香楼」のすぐ近くにあります。
部屋数は全部で163室。33階建てのホテルで、1フロアあたりの客室数は7室しかありません。
入口を入るとすぐ右側に仏像のオブジェを置いた西洋人が好きな感じのオリエンタルな雰囲気のロビーがあります。

フロント

ロビー
客室で一番小さな部屋は19平米。ちょっと小さめですが、窓から見える景色がハーバービューもマウンテンビューも解放感がある為、それほど狭さは気になりません。デラックスルームは33平米ありかなりゆったりしています。
ちょっとお姉な雰囲気ただよう総支配人のMR.フランソワのこだわりから、部屋の中の内装をはじめ、インテリアにはかなり力が注がれています。
ランプやクッションなど東洋風のものを多くつかいながらもモダンな雰囲気。



窓辺でお茶を飲めるようなちょこっとしたコーナーがあったり、部屋においてあるカップなども良くある白い無地のカップなどではなく、中国風のカラフルなカップだし、バス&トイレの木の扉も昔の木でできた「かんぬき」風だし、アメニティも石鹸はおしゃれにスライスソープ(私には昔懐かしい紙石鹸にしかみえないのだけれど…。)

噂のスライスソープ。使いにくそう…。
21インチのテレビに、豊富なアメニティー。ドライヤーもスリッパもあるし、セーフティーボックスだってあります。
ついでにNHKの衛星放送だってみれます。朝食も含まれ、7階の小さなコーヒーショップで取る事ができます。
これでラックレート(定価)がHK$1000。香港の多くのホテルがコンベンションの開催時期に値段が恐ろしく上下することを考えるとけっこうお得だと思います。7日以上連泊した場合は1泊800ドルぐらいまで下がります。
その他、全部で5室あるスイートルームにはバルコニーがついており、ビル越しにビクトリア湾が眺めることができます。
でもこちらのスイートは1泊HK$3500とかなり強気。広さがそれほどあるわけでも無いのに、ただバルコニーがあるというだけでその値段はいかがなものか?それだけの予算があれば5スターホテルに泊れます(笑)
こちらはおすすめしません。
ロケーションはいい所がいいのだけれど、あんまり高いのも、いかにも「ホテル」という雰囲気があまり好きでない方におすすめのホテルです。
もっと友人の家にとまっているような、暮すような感覚のホテルがいいという方にはこのホテルの姉妹ホテル「セントラルパークホテル」がおすすめ。次回はこちらのホテルについてご紹介します。
*ランカイフォンホテルのウェブサイトはこちら
「お洒落なホテル」というのは確かに存在します。
5星クラスのスーパーデラックスホテルというのはあらゆる意味で「お洒落」です。ただし、その分だけ高くなります。
では、「こぢんまりとしたホテルは?」といえば、こぢんまりしているだけなら沢山あります。
何せ狭い香港。場所の良さを取れば、値段を押さえる為に部屋数を増やす→どうしても狭くなってしまうという風になる訳です。じゃあ、こぢんまりとしているホテルがその狭さどおり安いか?といえばそうとも限りません。
逆に「手ごろな値段のホテル」というのも沢山あります。
ホテルとはとても言い難いけれど、重慶マンションの中のゲストハウスをはじめ、大陸の中国人客ご用達の2星&3星ホテルなどは間違いなく安いです。でも間違いなくひどい状態で、バックパッカーで全然平気という日本人を除いて、普通の日本人が満足ゆくレベルは維持できていません。
「お洒落」と「こぢんまり」と「手ごろな値段」という3つの相反するリクエストを満たすようなホテルはじゃあ、香港にあるのか?といわれたら、「それが実はあるんです。」と最近は言えるようになりました。
それが最近香港に登場してきた「ブティックホテル」と呼ばれるジャンルに相当するもので、お洒落でこぢんまりとしていて手ごろな値段な為、旅慣れた人を中心に人気があるようです。
そもそもこの「ブティックホテル」というのがいまいち良く分かりにくいのですが、ブティックホテル=デザイナー系こじゃれたホテルで部屋数が大きすぎないものと理解していただければ良いと思います。日本だとお洒落なラブホをなんとなくブティックホテルなどと呼んでいるケースも多いようですが、世界的にもあいまいではありますがブティックホテルというカテゴリー分けはありますので、上記の解釈で良いと思います。
さて、このたび香港に登場したブティックホテル「ランカイフォンホテル(LAN KWAI FONG HOTEL)」。
名前にランカイフォンと入っているくせに、場所はほとんど上環というちょっと地理的にはやられた感があるのですが、昔ながらの飲茶のスタイルを提供してくれている「蓮香楼」のすぐ近くにあります。
部屋数は全部で163室。33階建てのホテルで、1フロアあたりの客室数は7室しかありません。
入口を入るとすぐ右側に仏像のオブジェを置いた西洋人が好きな感じのオリエンタルな雰囲気のロビーがあります。

フロント

ロビー
客室で一番小さな部屋は19平米。ちょっと小さめですが、窓から見える景色がハーバービューもマウンテンビューも解放感がある為、それほど狭さは気になりません。デラックスルームは33平米ありかなりゆったりしています。
ちょっとお姉な雰囲気ただよう総支配人のMR.フランソワのこだわりから、部屋の中の内装をはじめ、インテリアにはかなり力が注がれています。
ランプやクッションなど東洋風のものを多くつかいながらもモダンな雰囲気。



窓辺でお茶を飲めるようなちょこっとしたコーナーがあったり、部屋においてあるカップなども良くある白い無地のカップなどではなく、中国風のカラフルなカップだし、バス&トイレの木の扉も昔の木でできた「かんぬき」風だし、アメニティも石鹸はおしゃれにスライスソープ(私には昔懐かしい紙石鹸にしかみえないのだけれど…。)

噂のスライスソープ。使いにくそう…。
21インチのテレビに、豊富なアメニティー。ドライヤーもスリッパもあるし、セーフティーボックスだってあります。
ついでにNHKの衛星放送だってみれます。朝食も含まれ、7階の小さなコーヒーショップで取る事ができます。
これでラックレート(定価)がHK$1000。香港の多くのホテルがコンベンションの開催時期に値段が恐ろしく上下することを考えるとけっこうお得だと思います。7日以上連泊した場合は1泊800ドルぐらいまで下がります。
その他、全部で5室あるスイートルームにはバルコニーがついており、ビル越しにビクトリア湾が眺めることができます。
でもこちらのスイートは1泊HK$3500とかなり強気。広さがそれほどあるわけでも無いのに、ただバルコニーがあるというだけでその値段はいかがなものか?それだけの予算があれば5スターホテルに泊れます(笑)
こちらはおすすめしません。
ロケーションはいい所がいいのだけれど、あんまり高いのも、いかにも「ホテル」という雰囲気があまり好きでない方におすすめのホテルです。
もっと友人の家にとまっているような、暮すような感覚のホテルがいいという方にはこのホテルの姉妹ホテル「セントラルパークホテル」がおすすめ。次回はこちらのホテルについてご紹介します。
*ランカイフォンホテルのウェブサイトはこちら
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