MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

記者団のツッコミが甘い

2008-12-17 16:07:23 | Weblog

“徘徊”の母救おうと…娘も電車にはねられ死亡(読売新聞) - goo ニュース

 麻生は15日の参院決算委員会で朝にウォーキングしている時に「徘徊老人に

間違われた」らしい。記者団の「配慮が欠ける発言ではないか」との問いに麻生は

「どうして? 『徘徊老人と間違われますよ』と俺が言われたのよ。よく分からない」

という返答だったらしい。私はこの話自体麻生がウケを狙った作り話だと思う。

夜中ならともかく朝にトレーニングウェアを着て歩いている人を徘徊老人に間違える

訳が無いからだ。麻生の発言をまとめると、健康管理をしていないで病気になった

人間の医療費など払いたくもないし、健康維持のため朝に歩いている人の中には

徘徊している老人もいるという徹底した蔑視である。麻生は本当に認知症で徘徊

している人がどのような状態で徘徊しているのか知らないのであろう。


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案ずるより産むが易い

2008-12-16 00:07:37 | Weblog

「若い人が暗殺されないよう願う」伊吹氏が政界再編論を批判(読売新聞) - goo ニュース

 「自民党の有為な若い人が政権再編という美名の下で暗殺されないよう願う」と

いうのが伊吹文明の発言である。麻生政権になってから政治家の使う言葉が

だんだんと粗くなっているのも深刻な問題だと思うが、ここで問題なのは結局

“暗殺する人”が誰なのかは選挙後でなければ分からないということである。

結果的に伊吹が自民党若手議員の“暗殺”に加担してしまうことはありえるのだし、

伊吹本人が“暗殺”されることだって十分にありえる話なのだ。伊吹は十分にバカを

曝してしまっているのだから、他人の身よりも自分の身を案じた方がいい。


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皇室の元凶

2008-12-15 16:32:02 | Weblog

皇太子ご夫妻、両陛下の心遣いに感謝 東宮大夫が会見(朝日新聞) - goo ニュース

 私にはこの記事の趣旨がよく分からない。妃殿下の病気の原因が皇室そのもの

に起因するストレスであることに対して両陛下が深く傷ついたことに対して妃殿下が

深く傷ついているということであるのならば、何故そのような内輪の話をわざわざ

公にしなければならないのだろうか? 妃殿下が深く傷ついていることを聞いて

また両陛下がさらに深く傷ついてしまうだろう。そのようなことを発表することで

問題が解決するとでも思ったのだろうか? 却って皇室内を混乱させるだけだと

思う。要するに今の皇室に於ける一番の問題はそのような心配りができない人間

が宮内庁長官であり東宮大夫であることだと思う。


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甘く危険な関係

2008-12-14 00:01:46 | Weblog

首相の消費税発言「意味ない」=公明政調会長(時事通信) - goo ニュース

 前回の世論調査で驚いたことは麻生内閣の支持率がまだ20%以上もあったこと

なのだが、依然20%以上の支持率を保っている理由が何となく分かってきた。

指導力のない麻生が首相であれば何でもごり押しで自分たちの考えを通せるから

なのだろう。実際いくら麻生が3年後に消費税率を引き上げることを口頭で国民に

伝えたとしても文章化できなかったのだから、公明党の山口那津男政調会長が

「首相の消費税発言は意味がない」ということは正しい。麻生にしても3年後も

首相であることは絶対にないのだから、言いたい放題であろう。要するに彼らの

尻を拭わなければならないのは私たち国民なのである。


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資格無し

2008-12-13 00:05:02 | Weblog

清水アキラ自らを棚に上げ?山本高広批判(日刊スポーツ) - goo ニュース

 片腹痛いとはこのことである。いったい清水アキラがどの面をさげて山本高広を

批判できるのであろうか? 清水のネタといえば、例えば五木ひろしの「よこはま

たそがれ」が有名ではあるが、それは“横ハメ、縦ハメ”という下ネタであった。

五木ひろしは大人であったから嫌がる素振りを見せなかっただけであり、本心は

嫌だったはずである。清水はその程度のデリカシーも無い上に努力も怠ってしまい

かつて“ものまね四天王”と言われた面影さえ失ってしまっている。四天王でいまだ

現役で活躍しているコロッケならともかく、清水には苦言を呈する資格は無い。


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正解

2008-12-12 18:38:05 | Weblog

麻生さん「テイマイ」、野党のヤジに皮肉で反撃(読売新聞) - goo ニュース

 「こういうヤジしか出なくなると悲しいですな。もうちょっとレベルの高えヤジが聞け

ねえかな」というのが麻生の皮肉らしいが、皮肉にはなっていない。レベルの高い

ヤジを聞きたいのならば麻生本人のレベルが高くなければならない。ヤジを飛ばす

相手のレベルに合わせてヤジというものは成り立つ。相手が理解できるレベルで

ヤジは生まれるということがバカな麻生には分からないのである。ちなみに今回の

ヤジに対する麻生の“正しい答え”は、「テメエ(=手前=低迷?)静かにしろ

だと思う。


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本当の脅威

2008-12-11 00:31:20 | Weblog

「麻生批判」にも理解?=太田公明代表(時事通信) - goo ニュース

 確か公明党の高木陽介選挙対策委員長は自民党の石原幹事長代理の麻生批判

を批判していたが、今度は太田明宏公明党代表が麻生の政策批判で纏まっている

塩崎恭久元官房長官たちのグループに対して一定の理解を示したことに対して、

一部の公明党幹部たちが太田を批判しているそうである。太田は公明党代表として

公明党を選挙で負けさせる訳にはいかないのだから、ニ次補正を出さない麻生を

暗に批判することは当然であろう。その太田を批判する神経が理解できない。

今まで公明党は意見が纏まっている党のような印象を持っていたが、ここに来て

ついに乱れが生じることになった。生き残るためには麻生などにつきあっていては

ダメだということは太田は気がついているようだ。“刺客”が気になるからね。

 


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『特集:ストローブ=ユイレの軌跡 1962-2006』 100点

2008-12-11 00:00:01 | goo映画レビュー

特集:ストローブ=ユイレの軌跡 1962-2006

-年/-

ネタバレ

ギャグ映画としてのストローブ=ユイレ

総合★★★★★ 100

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 ストローブ=ユイレの作品はどれも難解で予習でもしなければ正確に理解できるようなものではないが、映画を観るために先入観を持つのが嫌いな私はあえて予習をせずに観た。因って私はこのレビューでかなりの頓珍漢ぶりを発揮するはずであるがご寛容を願いたい。
 『労働者たち、農民たち』は越冬する時期にある土地に住んでいる農民たちと次々と帰ってくる労働者たちの間の諍いとその克服が描かれているのだと思う。この作品のポイントはストーリーは明確であるが、役者(?)たちがテキストを読んでセリフを語っているため登場人物がはっきりとしないところである。通常観客は登場人物を通して物語の内容に踏み込むわけだが、この作品では内容を通じて登場人物を造形するという反転を強いられる。冒頭の森の中の映像からラストの森を出たところの映像が開放感をもたらす。
 しかしこれで驚いていてはいけない。次の作品である『放蕩息子の帰還/辱められた人々』は『労働者たち、農民たち』の内容を否定するという荒業に打って出るのである。『放蕩息子の帰還』は『労働者たち、農民たち』のフィルムのイバラという名前の‘放蕩息子’に関する部分だけを編集したものが使われている。イバラは車とラバを持ち逃げしたのだが、それを元手に大金を持って帰ってくる。しかしイバラは裏切り者として罰せられる。『辱められた人々』では一応登場人物は芝居をする。そこで‘労働者たち、農民たち’が使用している土地に対してその土地の使用権に関して突然クレームがつけられる。そのうえ彼らの中からパルチザンが結成されて都会へ出て行くことになる。せっかく築かれた共同体が様々な点から崩壊していくのである。ラストシーンはシラクーサという農民の女性の素足と拳が土地と対称的描かれて終わる。人間と土地との葛藤が象徴されていると思う。ちなみに『放蕩息子の帰還/辱められた人々』の作品冒頭に「1946年 カンヌ映画祭 音楽賞(Prix pour la musique)」というタイトルが出たと思うが、年代を印象付けるための冗談だと思う。
 『あの彼らの出会い』は2人1組で5組の森の中でのダイアローグが描かれている。内容は正直よく分からなかったが、神と人間の関わり方についてだと思う。ラストで突然集合住宅と電線が映し出されて終わる。神と人間の根源としての‘関係性’が象徴されているのだと思う。
 しかしまたも驚くべきことに次作『ヨーロッパ2005年、10月27日』でその‘電線’が否定されてしまう。「あなたの生命を危険に晒すな」「ガス室 電気椅子」という看板やタイトルなどが映し出されることで‘電線’に近づかないように5回も警告して上映時間12分のこの作品は終わるのである。
 『ジャン・ブリカールの道程』の冒頭のヴェルト島の周りをただボートにカメラを乗せて映すだけの映像に意味があるのだとするならば、モノクロで映し出される枯れ果てた林の中から2度ほど姿を見せる電柱であろう。その電柱がかろうじてその島の人間関係の存在を示すのだが、結局ラストで十字架の立っている墓地がかすかに映し出された後、枯れ果てた林の連なりのまま終わってしまうのである。それまでの作品で緑豊かな映像が続いていたので、それと全く対照的なモノクロの枯れ果てた林の執拗な映像は十字架と共に‘関係性’の終焉を表すのであろう。
 しかし私が最も驚いた作品は『ルーブル美術館訪問』である。この作品は2004年の製作であるはずだが、冒頭に出されるタイトルによると撮影は1990年らしい。ルーブル美術館内に所蔵してある彫刻や絵画が主に映し出されて、女性の声で絵画論が展開される。内容はルネッサンス前期の作品はかっこうだけで中身がない。それに比べてドラクロアやクールベの作品は素晴しいというようなものである。クールベの作品を隠すようなら‘私’はルーブル美術館に火をつけるだろうとまで言い放つ。しかし彼女は最後に「私はセザンヌである」と言っていつものように森の中が映し出されてこの作品は終わるのである。女性のナレーションであるにも関わらず、セザンヌの言説であり、しかしセザンヌの言説といってもあくまでもギミックであり、セザンヌが言っているという体裁を利用して撮影させてもらっているルーブル美術館に火をつけると言わせる。作品の途中でインターミッションのような何の意味のないセーヌ川沿いに繁茂している緑の映像。そもそもこの作品はパンフレットによると上映時間は61分のはずだが、実際は51分しかなかった。要するにこの作品は何もかもデタラメなのである。この作品だけではない。はっきり言えばストローブ=ユイレの作品はどれもデタラメなのである。勿論そのデタラメさはペドロ・コスタ監督の『映画作家ストローブ=ユイレ/あなたの微笑みはどこに隠れたの?』で見られるように綿密に計算されたものである。
 私たちは映画監督として40年以上もがんばっていてダニエル・ユイレも亡くなってしまった今、そろそろストローブ=ユイレの作品をアカデミックな言論の呪縛から解放してあげても良いのではないのだろうか?
 ちなみにストローブ単独の監督名義の『アルテミスの膝』はジャン=マリー・ストローブのダニエル・ユイレに対するレクイエムだと思う。ラストに少しだけ映し出される森の中にある石碑にようなものが意味深長である。


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逆に難解過ぎた?

2008-12-10 00:06:14 | Weblog

ヒトラーを偉人と紹介 テレビ東京がHPで謝罪(朝日新聞) - goo ニュース

 テレビ東京のプロデューサーが内容をチェックしたが、問題に気がつかなかったと

言っているらしい。気がつかない訳はないわけで、いつの時代でもヒトラーのような

“偉人”を崇め奉りたい人はいるということだろう。無知ではなく批判覚悟の確信犯

であるのならばヒトラーを偉人と紹介することを妨げる理由はないであろう。彼の

演説に癒しの効果があったのかどうかは分からないが、人を惹きつける魅力が

なければ国のトップに立つことなどできなかったはずなのだから。もしかすると14歳

で“おバカ”なアイドルとしての中島早貴が紹介する体裁の冗談だったのかも

しれない。スベったのであるならばいつもテレビ東京がしてしまっていることである

から批判しても仕方が無いと思う。


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打開策

2008-12-09 00:10:15 | Weblog

支持急落「わたしへの評価」=麻生首相、厳しい認識示す(時事通信) - goo ニュース

 またしても麻生は前言を翻してしまった。確か麻生は新聞は読まないし、世論調査

などは気にしないと言っていたはずである。何故支持率が急落したら自分の評価と

感じて厳しい認識をしめしてしまったのだろうか? 気にするのだったら最初から

気にかけていればこのような酷い支持率になる前に対策を立てられたはずである。

本当にバカな男なのだと改めて私も厳しく認識させられてしまったわけである。

しかし唯一の打開策というものはいつでもあるもので、例えば今回の麻生の唯一の

秘策は自治体向け1兆円の新交付金を“ポケットマネー”でまかなうというものだ。

麻生の先祖である大久保利通を見習えばいいのである。


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