Thierry Hazard - Le jerk (Audio)
ティエリー・アザールの代表曲といえば1989年にリリースされた
「ジャーク」だと思うが、ティエリーはセカンドアルバムを
リリース後に売れ行き不振で引退している。因みに「ジャーク」
とは1980年代に初期に流行したダンスである。以下、和訳。
「Le jerk」 Thierry Hazard 日本語訳
一日中電話をしているかタイプライターを打っている
ケルトンの腕時計に目が釘付け
ジョセフィーヌは仕事が終わることを願っている
彼女はドリー・パートンのような胸のラインを具えているという噂で
オリビア・ニュートン=ジョンのように
雑誌の表紙でポーズを取ることができるだろう
ジョセフィーヌが会社を出ると
すぐに従姉妹のベルトの家に行き
揃ってクラブ・ア・ゴーゴーに駆け付ける
踊りに行くために
ポップミュージックに合わせて
ストロボスコープの点滅の下
二人はジャークを踊る
カーボン紙の酸化臭が香る工場で
ロジャーは働いている
毎日正午になると食堂で
彼は若鳥のホルモンを食べる
ロジャーはレーニンを崇拝し
レノンを崇拝し
工場の吹奏楽団で
日曜日になると彼はトロンボーンを吹いている
ロジャーが工場を出ると
18時17分のバスに乗って
クラブ・ア・ゴーゴーの列に並ぶ
踊りに行くために
ポップミュージックに合わせて
ストロボスコープの点滅の下
彼はジャークを踊る
ジャークを
ある夜
ロジャーはジョセフィーヌと出会い
「あなたは何てかわいいんだ!
女子アナみたいにかわいいよ
家においでよ
あなたのためにトロンボーンを吹いてあげるよ」と言うだろう
秋のある朝
ジョセフィーヌとロジャーは結婚する
二人は四つ子を儲けて
ギュスターヴ、アルフォンス、アルチュール、フィリベールと名づける
彼らは学ぶだろう
彼らは学ぶだろう
彼らはジャークを学ぶだろう
ポップミュージックに合わせて
一緒に夜に訪れて
18時17分のバスに乗って
踊りに行くために
ポップミュージックに合わせて
ウッドストックのように一晩中
彼らはジャークを踊る
ジャークを
ストロボスコープの点滅の下
彼らはジャークを踊る
ジャークを
ウッドストックのように一晩中
彼らはジャークを踊るんだ
Thierry Hazard "Le Jerk" | Archive INA